天気がよかったので、これは金星も見られるかな?と思っていたのですが、西空は地平には夕焼けが広がったものの、その上は金星も隠す雲の波。残念ながら、金星は見られませんでした。ただ、月は早めからみつけることができました。
]
北よりは台地になっていて、その斜面に鉄塔があり、建物もある我が家からは、苦手な方向ですが、19:01に月の出。1時間は経っているので、外に出てみました。
すると、鉄塔の横、木の枝先より上にでて、電線に引っかかりながら月が顔を出してくれていました。私の方が場所を変えて、月が電線を越えて見えるところに移動して写真を撮りました。
まだ、上って間もないお月様なので、美味しそうな黄身色をしていました。いい月夜です。このお月様、鉄塔に寄り添うようにしていました。
同じ時間に撮ったお月様でも、色の感じが写真の撮り方で違ってしまいますね。実際はこの中間位の感じだったでしょうか。
今日は、公民館に併設された図書館に行った時に、何とも素敵なアンサンブルの音が聞こえてきて、思わずどこから?と探してみたら、集会室から聞こえていました。館の職員に尋ねると、月に何回かかなり前から数人できて練習をしているグループとのこと。思わず、本を借りた後、5時まで集会室とあったので、曲が終わった時に小さくドアを叩いてみました。
すると、想定より高齢の2人の方と、現役世代の若い感じの方の3人が練習中で、「あまり素敵な音色に思わず誘われてしまいました」と言うと、「聞いて行きますか?練習でうまくないけれど」と快く応じて下さって、部屋の端で聞かせて頂けることに。
木管楽器サックス2本とファゴットのアンサンブル。クラシックから、ジャズも1曲。「好きな曲を適当に吹いているだけです」とのことでしたが、息もピッタリ、温かみのある音色にうっとりしました。話をしていて、高齢のお2人はご夫妻で、定年後に憧れていた木管楽器を2人でそれぞれ先生について習い、地元のオーケストラに加わり活動。今は、夜の活動が負担になり、昼間に集まる少し離れたところのシニアオーケストラに参加しているとのこと。もう1人の方は、そのシニアオーケストラのメンバーが足りないと助っ人で演奏したご縁でお友達になり、こちらの練習に顔を出してみたとのこと。プロではないとのことでしたが、リードを手作りしているとのことで・・・初めて、1~2枚のリードという繊細な木製の道具に口をあてて振動させて音を出していることを知りました。
コルクに薄く自分で削ったという木片をきれいな糸で巻いてつけているリードが何本も並んでいるのを見せて頂きました。
<楽天のココからから転載>
曲を聞かせて頂きながら、ふと(なぜ、金管楽器と木管楽器というのがあって、木製と思えないサックスが木管なのかな?)と不思議に思ったのですが、(この木製のリードのせいかな?確かに音の人間的な柔らかさは、このリードのせいだったのか)と納得できちゃいました。 実は、違っていたのですけれどね(苦笑)
本当は、<木管楽器は材質が木というわけではなく、発音原理が唇を振動させるリップリード(金管楽器)でないものを木管楽器という>そうです(ココから)。 というのも、リードを理由にすると、リードを使わないフルートやピッコロが木管楽器と言えなくなってしまうのです。フルートなどは、頭部管唄口のエッジに向け息を出して空気を振動させることで音を出しているので、唇と振動させていない点で金管楽器と言えないということのようです。となると、実は金管楽器が<唇で振動させて発音している?>というのが何とも不思議になってしまいました(笑) これは、次にどこかで機会があったら見せてもらって確認したいと思います。
ということで、お月様にも会えて、素敵なアンサンブル・コスモスさんの演奏も思いがけなく聴かせて頂けた1日に感謝して。
明日もいい1日になりますように。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます