ピアノは、5歳位から習い始め、中学でソナタまでやっとの思いで辿り着き、息絶えてやめてしまった私。当時のピアノの先生に辞めたいと打ち明けると、先生がいったひと言は「君は大きくていい手をしていたのに残念だね」
ブラジルでの生活の中でピアノへの心が再燃。再びピアノを習い始めたが、音楽学学院の先生は曰く「あなたの手は大きくてよいが、その隙間から音楽が逃げていくようだ」
舞台で演奏したり、コンクールの審査員もする素晴らしい先生の個人レッスンも受けたが、あまり進歩なく・・・。
日本に帰国後、ブラジルで同じピアノの先生について習った才能溢れるピアニストにまじり、「醜いあひる」よろしく場違いな私が入れて頂いて、ピアノ練習を続けたが、挫折。
それでも、ピアノは好きで、ひとりポピュラーを弾いたり、大好きな槇原の歌を弾いたりと細々と楽しんでいましたが・・・やはり、これではいっこうに音楽にならない!!!!
一念発起。私の大好きなCD[Crescent moon]のピアニスト渡辺かづき先生がレッスンをしているのを知り、弟子入りしました!!!!!!!
第1回目
「大事なのは、メロディーラインが、一番上の音、一番下の音(そんなこと、これまで誰も教えてくれなかったけど、本当にその2音を弾くと音楽になっている!)になるので、それを感じて弾くこと。テンポを失わないで保つこと」と教わる。
私の先生が自らの曲[Being Peace]をレコーディングしている姿を ココ から見ることができますが、「音を作り出すってまさにこんな感じ!」だと思います。凄い!
そして、これが先生が私に最初に与えて下さった曲。
弾いてみると、私の指の間から漏れ出てくる音がよくなっている気がする。練習する度に、自分が弾いても心ときめいてしまう。全然あきない。やった~。音楽と言えるようなものが、私にも弾けるようになるような予感。
さあ、この私、先生についていくと、どこまで行けるのでしょうか?
続きは、次回のレッスンの後へ