雪の後遺症

時々『ドーン、ドーン』と音がします。
屋根から雪の塊が落ちてくるのです。
大した雪の量でもないのに、落ちる時の音はかなり大きいので驚いてしまいます。
うちの屋根は少し傾斜があって、よそのお宅より雪が落ちやすいのです。
雨樋が少しひしゃげている部分も。
早く融けてくれるといいのですが。

もう何年も前のことですが、かなりの雪になったことがありました。
北側の日の当らない一階部分の屋根の雪が、ドカッとまとまって落ちてきたことがありました。
庭のフェンスを壊し、下の道路にどっさり落ちたのでした。
幸い人通りの少ない裏道で、その時も人が歩いていなかったからよかったのですが、誰かが歩いていて直撃していたらただでは済まなかったでしょう。
湿った雪が夜間の寒さで凍った塊になり、それが急な気温の上昇で屋根を滑り落ちてくるのです。
それ以来、雪が降ると気になって仕方ありません。
二階の裏窓から竿を出して雪を崩したりしたこともありました。
あの時ほど大雪になることはここ数年なかったのですが、今回もそれほどではないので少しずつでも落ちてくれれば、と祈るような気持ちです。