日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



この前の安達太良山の紅葉もきれいだったけれど、ブナやミズナラなど雑木林の黄葉の中を歩きたい。
落ち葉の中を歩きたいと思った。
鮮やかなコントラストの紅葉もいいけれど、雑木林の柔らかい黄~黄緑のグラデーションはすごく気持ちが休まる気がする。

奈良倉山~鶴寝山、大マテイ山は少しのアップダウンはあるが、ほぼ平坦な道を雑木林の中、歩けるらしい。
春に坪山に行った時と同じ上野原駅出発である。
松姫峠までのバスは土日休日しか運行されず、混雑が予想されたが仕方がない。
松姫峠までは1時間45分かかる。駅のトイレを借りている間にほとんどの乗客は乗り込んでいて遅くなってしまったが、まだ3つ4つ空いている席に座ることができた。
ちなみに上野原駅のトイレはホーム内高尾寄りはじっこにあります。
改札を出てぐずぐずしていて最後の方になってしまいました。

天気予報では曇りから晴れてくるらしい。
が、松姫峠に着いた時にはガスがかかり寒かった。
「松姫峠」は武田信玄の娘松姫が織田の追手を逃れてここから逃げたという言い伝えから名付けられたそうです。

トイレを済ませたり、お腹が空いていたので食べたりしていたら最後の登山者になってしまった。

奈良倉山登山口。
ガスがかかっていてもそれはそれで風情のあるものです。












落ち葉で敷き詰められた道。
赤や黄色でとてもきれいでした。
一部木の根の出た道もありますが、足に優しい道です。











赤い葉も柔らかい色合いで微妙な色彩の変化がとってもきれい。
心が癒されます。

時々雲が切れて青空が。
葉の色がきれいに映えます。

が、すぐまたガスが出たり曇ったりで「奈良倉山」展望台からの富士山は残念ながら見えませんでした。








松姫峠から奈良倉山へは北側の巻き道を来ましたが、帰りは林道を歩きます。
木の間越しに山々が眺められるらしいが、残念ながら眺望は無し。
時々巻き道と合流します。(左が林道)



往復2時間ほどで松姫峠に戻ります。
峠に着くと少し山々が見えてきました。
何の山?

今度は反対側「鶴寝山」「大マテイ山」を目指します。
しかし、奈良倉山で最後のグループは松姫峠から1時過ぎの最終バスで戻るらしい。
とすると私が最後の登山者?

意を決して登山道に踏み入ります。
でもキノコ狩りの人たちがけっこう山に入っていました。腰に籠をぶらさげていました。
雑木林に囲まれた気持のよい登山道です。
ほぼ平坦。
鶴寝山と大マテイ山に登るときだけ登りがありますが大したことはありません。
南面はだいぶ葉っぱが散ったかな~という印象でした。
でもまだきれいでした。












当初、大マテイ山を超えて小菅の湯に下る予定でしたが、日の短い季節だし少し余裕を持って下った方がいいと、大マテイ山手前の分岐から下ろうとしました。
すると・・・!

あらかじめ富士急バスに電話をし、通行止めの箇所を確認しておいたのですが、通行止めは「わさび田」のところだけだと思い込んでいたのが、実際はもっと範囲が広く、途中まで行こうとした道が通れないことがわかりました。

これで焦ってしまい大マテイ山への登りも息を切らせて登る始末。
後でよくよく見てみると時間的には同じコースだったのでした。
そして地図に記してある時間よりだいぶ早く歩けることに気が付きました。


思ったより早く「大ダワ」に着き、小菅方面に下ります。
黄葉の登山道が続きます。
途中でマウンテンバイクのお兄ちゃん達が追い越していきました。


山の斜面もきれいです。
赤も真っ赤ではなく、淡くピンクに見えます。ホントにきれいです。
だんだん下に行くに従い、緑が多くなっていきました。

モロクボ平 3時15分。
何とか4時過ぎごろには小菅の湯に着くことができそうでホッとしましたが、他に出会う人も無く、鈴をめいっぱい鳴らして歩きました。
モロクボ平からは植林帯の薄暗い道もあり、これ以上遅くなったらホントに心細い。
しかし歩き始めが10時半ではこの時期やはり遅すぎ。
パスの都合もあるとはいえ、もう少しコース取りや食事、トイレなどてきぱきと要領よく済ませなければ。
早くに下山したグループはみな小菅の湯に入って帰ったのでした。

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