日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



奥多摩の紅葉もずいぶん下まで降りてきているようです。
どこに行こうか?
いろいろ候補はあるのですが、散々迷って昨日は御前山に行ってきました。
以前春に行った時には奥多摩湖から大ブナ尾根~湯久保尾根を歩いたので、今回は境橋から栃寄沢を登ることにしました。

奥多摩駅に降りると一斉に登山者がバスに走ります。
鴨沢西行きのバスは2台でした。
10分ほどで境橋に到着。下車したのは私を含め3人でした。
境橋はトンネルとトンネルの間に架かった橋の真ん中に停留所があり、初めて降りたのでどっちに登山口があるのか?わからない・・・。
一緒に降りた人に聞きました~。
70代と思われるおじさんと少し若い男性登山者。それぞれ単独です。
若い男性は足の速さが違うのでさっさと行ってしまいましたが、おじさんは奥多摩にはずいぶん通っているようで、コースについていろいろ親切に教えてくれました。

私は栃寄沢に沿って登るつもりでいたのですが、そのおじさんによると、林道沿いに登るのが一般的で、沢沿いは今はあまり登られていないらしい。
この近辺に熊が生息しているらしく、通行止めになっているだろうとのこと。
最近もうろついていたとの目撃情報もあったようです。
(奥多摩は全山熊注意ではありますが)
でも「通行止め」ではなく「通行注意」になっていますよ(立て看板)と言うと、
それなら一人ではイヤだけれど二人なら行ってみようかと言います。
しかし~私だって若くないし女だし・・・。
そんなわけでおじさんをその気にさせ、栃寄沢に足を踏み入れたのでした。

おじさんは3年ぐらい前まではこの栃寄沢が好きで何度か登ったらしい。
最初は藪が生い茂っておりました。
やっぱり戻りましょうか~?とちょっと弱気になります。
二人でカウベルをガランガラン鳴らして歩きました。
おじさんが北海道の山に行った時、現地のガイドさんはヒグマ避けに5分置きぐらいに『ホッ!ホッ!』と大声で叫ぶと言い、同じように『ホッ!ホッ!』と叫んでくれます。
そして『これは!まだ新しい痕だ!』と掘られた土を見つけました。
おじさんの予想ではイノシシではないか?とのこと。
あわてて二人でガランガランと鳴らします。
そんな土の掘られた痕を何箇所か見つけました。


黄葉はまだ中途半端です。
沢沿いの道はいい感じなんですが・・・。

小さな滝?もいくつかあり・・・。




熊とイノシシの影に怯えながら無事栃寄ノ大滝まで到着しました~。




そして林道に合流。
何と!
こちらの栃寄沢の入り口立て看板には「通行止め」とありました!



林道を少し行くと東屋がありました。
近くにトイレもあります。
このあたりの紅葉はきれいでした。

ここからまた登山道に入ります。
もうそれほど熊やイノシシの心配はなさそうでした。
コースは後ろ姿が見えるだろうから自分のペースで歩けばよいと気遣っていただきました。


森はもう晩秋の趣き・・・。

一帯は奥多摩都民の森として整備されていて、時々「体験の道」と交差します。
東屋もありました。



ようやく御前山避難小屋が見えました~。


御前山山頂。


おじさんはゆっくりだけれどしっかりとした足取りで休みなく歩きます。
私は時々立ち止まって休んだり写真を撮ったりして徐々に離され、私が山頂に着いた時にはおじさんはおにぎりをほおばっておりました~。
一緒に歩いていただいたお礼を言い、私は小一時間ほど山頂で過ごしましたが、おじさんは食べてからほどなく同じ道を下山していきました。

さて、下山ルートはいっぱいありますが大ブナ尾根を下ることにしました。
しかし、こんなに急だったかな~?と思うほど急坂!
しかも、落ち葉が道を覆い、うっかりすると落ち葉で隠れた石ころや木の根に乗っかり転びそうになります。
足を捻ったりすると大変!
慎重に下りました。



中腹辺りから紅葉も鮮やかになってきました。
が、お天気がそれほど良くなかったのでイマイチ。




























奥多摩湖が見晴らせる場所がありました~。
前に来た時はこの場所に全然気がつきませんでした。


樹林帯の最後の下りもかなり急でした。
思ったより時間がかかってしまいました。

下山後、30分ほど湖岸を歩いてみました。



湖岸の紅葉もだいぶ進んできたようです。




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