貴重な梅雨の中休み(?)
夫が谷川岳に行く、と言うので久しぶりに一緒に行ってきました。
夫は私と一度、友人たちと一度登ったのですが、
私と行った時は歩き始めから雨降りで”天狗の留り場”で途中敗退。
友人たちと行った時も曇天で眺望もなく肩の小屋直下まで行って下りてきてしまったそうで、
今度こそ登頂すると言って出掛けました。
私はその後、秋に登頂し10年ぶりの谷川岳です。
コース 天神峠~熊穴避難小屋~天狗の留り場~肩の小屋~谷川岳トマノ耳
~熊穴避難小屋~巻き道~天神平
谷川岳ロープウェイのホームページによると、天神平からの巻き道コースはまだ雪が残り危ない個所があるので、登山は天神峠から歩くようにとありました。
ロープウェイとリフトを乗り継ぎ天神峠まで上がります。
天気予報の通り、いいお天気です。
雪がまだ少し残っています。
笠ヶ岳 朝日岳 白毛門
この季節お花も咲き始めているだろうと楽しみにしていました。
早速ツマトリソウ。
イワカガミがたくさん咲いていました。
オオカメノキも盛り。
ムラサキヤシオツツジも。
タムシバもきれいでした。
マイズルソウ
ミヤマキンバイ
熊穴避難小屋を過ぎて、ゴロゴロ岩々の道が続きます。
ロープやクサリもついていますが、それほど危険ではありません。
が、岩が濡れていたりすると滑りやすそうです。
お天気がよいのは有難いけれど、気温もずいぶん上がっているようで暑くて暑くてパテ気味。
特に夫はメタボ体形で身が重く、ちっとも歩が進みません。
天狗の留り場を過ぎて見晴らしもよくなりました。
オジカ沢ノ頭と爼山稜。
山頂ももうすぐ?
肩の小屋直下はやはり雪上歩行になるようです。
ナエバキスミレ
ミツバオウレン
ショウジョウバカマ
登ってきた道を振り返る。
雪渓の下に着きました。
登り始めが案外急なんです。
アイゼン着けずにキックステップで登り始めたのですが、何だか滑りそうで恐くなり戻ってアイゼンを着けました。
下って来る人たちはアイゼンを着けない人は時々滑ったり転んだりしながら下りてきました。
アイゼン着ければ楽々です。
雪渓が終わるとすぐ肩の小屋に到着です。
たくさんの人が休んでいて賑やかでした~。
ここでお昼を食べてから山頂に行きます。
トマノ耳到着~。
左手に巻機山 奥に越後三山
茂倉岳 一ノ倉岳 オキノ耳
武尊山。左手奥は日光白根山。
オジカ沢ノ頭~万太郎山~仙ノ倉山~平標山と苗場山。
ミネザクラが満開でした。
谷川岳は双耳峰で肩の小屋からトマノ耳まで10分ほど。
オキノ耳までは更に20分ほど。
夫はトマノ耳に到着で満足し、自分はピークハンターではないからオキノ耳は行かないと言います。
せっかくだから行けばいいのに~!
ま、でも今回は10年前よりやはり少し時間がかかったし、私は一度行ってるしでオキノ耳はパスすることに。
帰りは天神平に下りる山腹の道を行ってみました。
雪が残り危険ということだったけれど、大丈夫だろうと・・・。
が、3ヶ所ぐらいほんの短い区間だけれど雪が残りちょっと滑りやすくなっていました。
でもこのトラバース道で行きには見られなかったお花発見!
ベニサラサドウダンはこれから。
ツクバネソウ
ミネカエデ
新緑の道。
そして何とイワウチワ!
コヨウラクツツジ
タニウツギもこれから。
ミヤマスミレ
エンレイソウ
途中で会った人が、肩の小屋の反対側の斜面にシラネアオイがいっぱい咲いていたと話していました。
私たちは全然気がつかなくてその話を聞いてガッカリしていたところ・・・。
天神平にシラネアオイが!
行きはリフトに乗ってしまったので気がつかなかったのです。
数は少なかったけれどシラネアオイが見られて嬉しかった~。
お天気に恵まれ、景色を堪能してきました。
でも暑かった~。
10年前とは岩々の登りに時間がかかってしまったけれど、あとはそう大した差もなく登れました。
あと、今の時期、これからも樹林帯は虫の洪水!
虫除けパッチはこれからは必需品です。
※ お花の名前など違っているものもあるかもしれません・・・。
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