今日は1日雨ということで、強風雷も?と言われていましたが、今のところ降ったり止んだりでそれほどひどい降りにはなっておらず助かります。
でも何だか肌寒い。
こんな陽気だと高い山の上はもしかして雪~?
ちょっと期待しちゃいます。
昨日は珍しく東京へのお出掛け。
恵比寿にある東京写真美術館で開催されている『黒部と槍』写真展を見に行ってきました。
3月4日から5月6日まで開催されています。
何時行こうか~?と思っていてようやく行って来られました。
黒部の主といわれる冠松次郎と
槍ヶ岳山荘を建てた穂刈三寿雄(明治24年生まれ)を
紹介する写真展です。
ともに山岳写真のパイオニアと言われる作家たち。
今までこういう昔の写真を見る機会もあまりなく、この二人のことはあまりよく知らなかったのですが、
自分たちも歩いた北アルプスの昔の景色はどんなものか?
どんな撮り方をしているか?興味津々でした。
あの時代の装備や道程など、今とは比べられないほどの違いがあり、あのころの機材を持ち山に入ることの困難を想像すると、ほんとにすごいとしか言いようがありません。
しかも、今でさえ我々のような一般登山者が容易に入れないような峡谷にも立ち入っているのです。
下ノ廊下の徒渉の時などカメラはどうしたのだろう・・・?
どの写真もまだきれいに残されており、白黒写真がかえって迫力があるように感じました。
会場には次々見学の人が訪れ、盛況でした。
ロビーにはビデオ放送のコーナーもあり、現在の登山の様子や昔の八ミリかなんかで撮ったものが流れていてとても面白かった。
写真展に合わせて山岳映画の上映会も行われていて、これはうっかり見逃してしまい残念。
また、美術館の3階では『下岡蓮杖』の写真展も開かれており、ちょっと覗いてきました。
下岡蓮杖は日本写真の開拓者だそうです。
明治維新前後の風俗などわかりなかなか面白かったです。
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