日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



蕨山でアカヤシオが見頃と聞いて行ってきました。
西武沿線の山は行き難くてあまり登っていませんが、調べてみると奥多摩に行くのと同じような時間で行かれると分かり行ってきました。
JR八高線で東飯能まで行き、そこからバスで名郷まで。
飯能発のバスには登山者が大半。空きの座席は3つでした。
若い男性の計らいで座ることができました。

棒の折山に登ったとき名栗湖へ下ったことはありますが、こちらから登るのは初めて。
名郷へ行くのも初めてで、バスを降りて誰かのレポにあった橋を渡っていくというのが頭にあり、すぐそばに見えた橋を何の躊躇もなく渡って歩いていきました。
しかし、方角的にこっちでいいんだろうか?と思いコピーしてきた案内書を読むと、バス停から少し戻るとあり、あわててバス停に戻る。
バス停から目的の橋を中々見つけられず、ようやく見つけ30分ほどロス。
初めての山に登るときは事前に案内書をよく読んでおかないといけないですね。
橋を渡ってそのまま登ればいいと思っていたものだから・・・。
名郷からは他にもいろいろな山に登れるらしいから、人の後をついていったって違う山に登ってしまう。

コース  名郷~蕨山~藤棚山~さわらびの湯

緩やかな林道歩きが終わるとスギ林の急登。
林床のお花などほとんどなく、ようやくフイリフモトスミレを見っけ~。





これは嬉しい。
きれいな斑入りの葉でした。

スギ林が終わり雑木の稜線は新緑がとてもきれい。


稜線でもフイリフモトスミレがいっぱい咲いていました。






ようやくミツバツツジを見ることができました。
アカヤシオは花びらが沢山落ちていました。
もう遅かったかな~と思っていたら、山頂近くで沢山咲いていました~。


向こうに見えるのは武甲山?


ミツバツツジとアカヤシオ






ここの登りは急登と緩やかな道を繰り返し、ちょっとした岩場もありました。
岩場にはイワウチワが咲き残っていました。




ミツバツツジやアカヤシオは鮮やかな色で山の中でひと際目立ちます。




ようやく主稜線上に乗りました。
方向感覚がよく分からなかったのですが、またまた迷いなく右手に行く。
戻ってくる人がいて、あっちに最高点があるんですって、と教えてくれる。
教えてもらわなかったらまた反対方向に下っていたかも・・・。
山名が書かれた木の札が木についているらしいが気がつかなかった。







蕨山の標識は、来た道を戻った先にありました。
展望台となっていて、ベンチやテーブルが置かれ、皆さんここでお昼です。




山頂からは北側が開け、遠くは赤城、榛名や日光連山も見えるらしいけれど・・・。
近くの山々もよくわからない。


山頂のアカヤシオ。まだまだ元気でした。


下りはさわらびの湯まで3時間のコース。
初めての道はどのぐらい時間がかかるのか?わからないので、少しゆとりをもって下る。

いきなりの急坂の下りです。
小さな小石でざれた坂。うっかりするとずるっと滑りそうです。
慎重に下りました。
こちらのコースは急な下りとほとんど平坦な道の繰り返し。
急下りはけっこうふくらはぎに来る~。

こちらのコースもアカヤシオとミツバツツジがきれいです。




芽吹き始めた新緑もきれい。


時々開けた南側の展望。


山肌もきれい。


ナガバノスミレサイシン


あらっ?! このスミレは初めて・・・。

きれいな紫色の小さなスミレです。

横顔

そして、葉の裏側が紫?!

私はこのスミレはシハイミレだと思いましたが・・・

もまた少し下の場所で。同じようなスミレ。側弁は無毛。
少し花が大きめ?


これは花びらの色がまた違う。側弁は有毛。

スミレはよくわからない~。

新緑の林。


名栗湖が見えました。


いい加減下りに飽き飽きしたころ、林の中にフモトスミレを見っけ。
沢山咲いていました。フイリフモトスミレ。





フモトスミレだと思っていましたが、よくよく見ると長い葉が混じっています。

そしたら、男の人が三脚を立ててスミレを撮っているのを発見。
きれいな紫色のスミレ、さっきと同じスミレでした。
『シハイスミレですか?』と聞くと『マキノスミレです。』との返事。
シハイスミレだとばかり思っていました~。
家に帰って調べてみると、シハイスミレは関西方面に多いスミレだと。
こちらではあまりお目にかかれないらしい。
そして『ミツモリスミレは見ましたか?』と聞かれる。
ミツモリスミレとは、スミレ愛好家の間で話題になるフイリフモトスミレとマキノスミレの交雑種だという。
私も名前だけは知っていたけど、見たことはない。
えぇ~?ここらへんでミツモリスミレにお目にかかれるんだろうか~?

私もこのきれいなスミレを撮りたいと待っていると、『そこらへんにも咲いていますよ』と言って追い払われた。
違う場所でようやく一株見っけ~。



花の色はもう少し紫が濃いです。あちらの株のほうがよかったな~。


葉の裏は紫ではない・・・か?


そして近くにフイリフモトスミレがたくさん咲いていました。
可愛いです~。



フモトスミレの葉は卵型だけど、これは少し先が尖っている気がする。
同じ土地に違う種が生えていると、長い間に少しずつ混じるのでしょうね。

蕨山はけっこう急登や急坂の下りがあり、また歩きにくいところもあって足の裏が痛くなってしまいました。
この足の裏の痛みにはこれからも悩まされそうです。
お花の種類は少なかったけれど、きれいな斑入りのフモトスミレがたくさん見られ、初めてのマキノスミレも見られて行ってよかったと思いました。
今度は是非ミツモリスミレを見てみたいな~。
でも多分私には区別ができないと思うけど・・・。





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