
昭和50年に購入した料理鋏です。
当時料理鋏というものは国内には無く、大阪万博で紹介されたのが初めでした。
当時勤務していた研究施設で、万能鋏として使われていました。
その切れ味と丈夫さに驚いて、早速購入しました。
価格は3000円強で当時としては高価だったと記憶しています。
それから40年以上毎日のように使ってきました。
さすがに切れ味は落ち、カシメもガタが来ていました。
先日、刃物屋さんで研磨調整してもらうと、切れ味がよみがえりました。

メーカーはゾリンゲンのツードール。
40年以上も使える頑丈さはさすがドイツ製です。
刃物屋さんでは現在10,800円で販売されていました。
包丁もそうですが、刃物は価格と性能が見事にパラレルです。
良い物を買うと一生物です。