遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

ストーブの芯を交換する

2023-11-18 | その他

 10年程度使っている石油ストーブ(コロナ製)RX-2231Yです。

近頃着火が不安定で、燃焼も不安定なところがあると言うことで、

芯を交換することにしました。

 アトリエの作業台にビニールと新聞紙を敷き、工具を準備。

+ドライバー、-ドライバー、プライヤー、電動ドライバー等。

 コロナのストーブは多種にわたっていますので、当家のストーブに適合する芯を

見つけることに苦労しました。一般的な通販のサイトでは適合芯の詳細は分かりません。

最終的にモノタロウで該当品を見つけることが出来ました。

 この適合機種の情報がなかなか分からないのが現状です。

モノタロウのカタログで確認できたので発注し、2日後に届きました。

 交換芯とマニュアル1ページ目 

 交換マニュアルの2ページ目。

 3・4ページ目。

実に20工程が記載されています。

 このマニュアルを最初に見てすぐ理解できる人はどれだけいるでしょうか?

私は機械・メカには詳しい方と自認していましたが、なんだこれは!!と思いました。

 しかしやらざるを得ませんので作業開始。

石油タンク、電池、燃焼筒を外します。

 本体カバーを外したところで掃除。

10年分の埃がたまっていました。

 丁寧に拭き掃除。

 芯を交換できる状態までするのに、ビス3種で7本、ナット3本を外すことに

なりました。

 このあとはマニュアルと睨めっこで作業を進めましたので、撮影の余裕無し!!

 特に難解だったのが芯を上下させるスピンドルの外し方、マニュアルでは透視画像で

説明していますが、実際は上の隙間からのぞき込んでの作業になります。

 そして最難関は、芯を保持する金具と上下させるスピンドルの接合。

これも上の隙間からのぞみこむようにして調整しなければなりません。

作業完了までに1時間かかりました。

ほとんどストーブを分解するまで解体しないと芯を交換できないとは考えてもいませんでした。

 当家で40年以上使っているアラジンの芯交換は10分もあれば充分です。

反射式と対流式の違いはあるにせよ、こんなに複雑な作動機構が必要なのか?

と思ってしまいます。

 うがった見方をすると、芯交換などせず、新品に買い換えろと言うことなのでしょうか。

 このコロナのストーブ、10年前で7,000円程度でしたが現在は12,000円

ほどになっているようです。

 自分でメンテナンスや修理して使える物は、手先と頭が動くうちは大切に使って

いきたいと思っています。

 

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿