アナゴの蒲焼きです。
行きつけの魚屋さんでの昨日の買い物です。
「来週は仕事でいわきには帰れない」と言うと。
女将が見繕って、トロバコにつめてくれました。
一番上が、シャケ(雄)。
左から、タコ、アイナメ、オキヤナギ(ヒレグロ)、
アジ、と巨大アナゴ
これを捌いて処理するだけで、2時間も掛かってしまいました。
でも、2週間分の食料を確保できたので、よしとします。
会津での食生活も豊かになりそうです。
one dish dinner をご覧になった方から、「会津なのに魚料理が多いのはなぜ?」との話がありますが、正体はこれです。
魚好きですので、色々加工して運んでいます。
シャケの捌きです。
遡上に備え、シャケの体表は粘液が多くなっています。
そのままでは滑って危険ですので、塩をたっぷり塗し、10分ほど経ってからタワシで滑りを落とします。
3枚におろします。 これは2枚におろしたところです。
用途により切り分けます。
右は「ルイベ」用に小分けし、冷凍します。
シャケはアニサキスの懸念がありますので、一度冷凍してルイベとします。
アイヌの人たちの知恵です。
オキヤナギは10%の食塩水に15分ほど浸け、一夜干しにします。
本物のヤナギ(ヤナギムシガレイ)には到底及びませんが、普段食べる干物としては充分です。
巨大アナゴです。
女将が「今のアナゴは脂が載っていて最高だよ、今日は3匹しかないので全部もってきナ~~」と、トロバコにドサッと入れてくれました。
ご主人が、「素人で捌ける人はまずいないので、普通は丸では売らないよ」と言って笑っていました。
「おれは何なんだ?」
以前御紹介した「巨大アナゴ」のために作った、特性まな板が役にたちました。
「巨大アナゴの捌き」はこちらをご覧下さい。
3匹めの一番奥が通常のサイズです。
一匹分です。
上左から、頭、中骨、ヒレ、 身です。
ヒレの串焼きが旨いんだな~~、庖丁人の特権です。
頭と中骨はこんがり焼いて、出汁をとり、ツメを作ります。
「蒲焼きとヒレ焼き」はこちらをご覧下さい。
3匹捌き終わりました。
20分もかかってしまいました。通常サイズでしたら10分もかからないのに・・・。
このボリューム、最高です。捌きの疲れも吹き飛びます。
単身赴任の食生活も豊かになりそうです。
「白焼き」はこちらをどうぞ。
土日は目白押しです。
冬の食料を蓄えなければと
とりあえず、ルイベに挑戦!
します。
燻製もやらなくちゃ・・・・。
私は遊牧民さんが捌かれたものを分けていただきたいですわ。市販されているものよりもずっと美味しそうですもの。穴子は難しいと聴いておりましたが、遊牧民さんの手にかかれば皆同じなんですね。素晴らしいです。私も明日たこ飯作ってみようと思っています。美味しく出来るといいな。
鮮度も良し・・・腕も良し、道具も良し・・・。
薫製期待しています。
nonchan 様
アナゴの捌きは慣れです。都会と比べて魚は安いのでしょうが、海が近いせいか、当たり前のように感じています。
すー 様
全部で3600円でしたが、安いのでしょうね?