遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

フグの味噌漬け

2006-06-07 | 食品加工(魚介)分室


行きつけの魚屋さんにショウサイフグの剥き身がありました。

 女将が「小さいけど唐揚げが美味しいよ」

 フグも剥き身なっていれば安心して調理できます。

 ショウサイフグはトラフグと同様、肝、卵巣、の他に皮にも毒があります。



 一部を会津に持っていくことにしました。

 会津は桜、山菜、等は美味しいのですが、魚の種類はどうしようもありません。

 2週間も帰らないと魚が恋しくなります。いわきではほとんど毎日何らかの魚を食べていたのですから。

 やむを得ず、保存食を作って持っていっています。



 味噌をミリンと酒で溶き、ふぐをつけました。

 一晩経ったころが食べ頃です。

 明日の夕食はこれで決まりです。

アイナメのたたき

2006-06-04 | 食品加工(魚介)分室


行きつけの魚屋さんに昨日行ってきました。

 毎週土曜日には必ず行くのですが、先週は帰らなかったので行けませんでした。

 女将が「いつも土曜日に来る人が来ないと、曜日を間違えちゃったよ」と言って笑っていました。

 「今日はアイナメの良いのが入ったよ、刺身、タタキ、煮付け最高だよ」と言って箱(当方は発布スチロールの箱を持って買い出しに行きます)に入れてくれました。

 ここの女将の頭には当方の欲しい魚、数量がインプットされていて、何も言わなくてもトロ箱に魚が入って行きます。



 鱗を落とします、アイナメの鱗は細かいので丁寧に落とします。



 お飾りに使うので、頭を付けたまま3枚におろしました。

 この出刃は家人の中出刃で、借りて使いました。




 身を細かく切り、長ネギの微塵切りを用意します。




 細かく叩いたアイナメの身の上に、長ネギの微塵切りを載せます。




 混ぜながら粘りが出る程度まで、良く叩きます。




 姿に盛ってできあがりです。

 ねっとりとした舌触りに、すっきりとしたアイナメの味が広がり、ねぎが味を引き締めてくれます。冷酒に最高です。

 味噌を少し入れた、味噌タタキも美味しいですが、私はネギだけの方がアイナメの繊細な味わいが楽しめて好きです。

 アイナメは淡泊と思われますが、型の良い物はどうして結構脂がのっています。

 九州ではアブラメと呼ぶそうです。








ハマヒルガオ

2006-06-04 | 花や木々など


ハマエンドウが終わりに近づき、ハマヒルガオは咲き始めました。



 比較的大きな群生地です。

 犬の散歩で平気で踏んでいく人もいます。

 悲しい気持ちになります、そんな人に限って糞を始末する用具も持っていません。

 ひとたび、感性に狂いが出ると止めどなく進んでいくように思えてなりません。

 「慎みと、恥を知る文化の衰退ほど嘆かわしい物は無いと」思うのは年のせいでしょうか?



 ここの群生地も年々数が少なくなってきました。

 原因は何なのでしょうか?

 アップでの撮影です、ほぼ腹這の状態での撮影です。

 何時までも綺麗な砂浜を保ちたいものです。

猪苗代湖

2006-06-04 | 会津の風景


先週の土曜日、猪苗代湖を一週しました。

 ここは猪苗代湖の南側、郡山市湖南町舟津に行く峠から磐梯山を撮影しました。

 生憎この日は曇り空で、午後から雨の予報でしたが何とか持ちこたえていました。磐梯山の山頂は雲に隠れていました。



 湖南港、湖の港です。

 ここは塩の道で、塩はここから舟に乗って対岸の若松に運ばれたようです。




 現在の桟橋です。

 現在は湖水スポーツの拠点の様です。



 猪苗代湖を見下ろす天鏡台。 



 全国植樹際のおりの、昭和天皇お手植えの松です。



 猪苗代湖の東側の風景です。

 次回はもっと天候の良い日に来てみます。



ホッキ貝のお造り

2006-06-03 | 食品加工(魚介)分室


当地方では6月1日からホッキ貝(標準和名:ウバガイ)の漁が解禁になりました。
 
 少し前にウニとアワビが解禁になったのですがちょっと・・・・・・。

 その点ホッキ貝は1個100円程度と庶民の味方です。

以前の記事でカニのお造りをアップしましたが、そこに一緒に盛りつけられていたホッキ貝のお造りの方法を教えてとのメールがありました。

 「ホッキの刺身を作ったが泥臭かった」とのことでした。

 ホッキはそのままで刺身にすると泥臭い場合があります。

 泥臭さを抜く方法はいくつかありますが今回はお湯を使った方法です。

 ホッキはこの程度の大きさが美味しいようです。



 水管の口からナイフを入れ殻を外し、紐を除きます。



 身を半分に捌きます。



 包丁の先を使ってワタを取り除きます。



 生きていますので、身が動きます。貝は生きていないと生食出来ません。



 身を笊に入れます。



 熱湯にさっと潜られます。貝の先端がほんのり赤くなった程度で湯から上げます。


 
 直ちに氷水に投入し、しっかり冷やします。



 水を切って盛りつけます。

 スーパーなどで、ホッキ貝として売られている、貝の足が赤い物はカナダ産の近縁の貝で、ホッキ貝とは別物です。

 本物は海の香りが高い中に、甘みが感じられます。

 泥臭さを抜くには酢を使う方法もありますが、後日にします。


桐の花

2006-06-02 | 会津の風景


奥会津は新緑の季節を迎えています。

 今年は異常に積雪が多かったため、例年より半月は遅いとのことです。

 只見川の色も深みを増してきました。



 この花何の花か分かるでしょうか?

 あまり馴染みがないかもしれません。

 会津は日本でも有数の桐の木の産地です。

 この花は桐の木の花です。



 アップです。薄紫の可憐な花の集合体です。

 桐の山が新緑の中で薄紫に染まっているのを見られるのは、会津ならではの風景です。