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Hanshin Tigers Series 2024

進化するか、ダーウィン(第3クール3日目)

2005-02-16 11:41:14 | Spring Camp
 前日(11日)の練習試合では、北海道日本ハム・ファイターズ相手に「7対3」で快勝。先発の安藤優也が3回を1失点に抑え、鳥谷敬がヒット1本に2ランホームランで3打点。2番・藤本敦士も機能し、4番手の吉野誠も9回表を「0」に抑え、上々の滑り出しに見えるが、相手はファーム・クラス。先発の2年目、昨年7勝の押本健彦(いいピッチャーだ!)には力で抑え込まれ、とても手放しでは喜べない。果たして、鳥谷は「本物」なのか否か? 

 この日、第3クール3日目はフリーバッティングに、ジェイミー・ブラウンとダーウィン・クビアンが登板。ダーウィンは「魔球」ナックルチェンジアップで、葛城育郎から空振りを奪うなど、なかなか「癖球」が打ちにくそう。ひょっとしたら、使えるかもしれない。背番号「59」。前任者(ラモン・モレル)は“ヴェール”を脱がないままで去って行ったが、この男はどうか?

 二人に続いて、久保田智之が登板したが、ケージの裏でスペンサーやアンディー・シーツ(と付き添いのトム・オマリー氏)が見守っているのは興味深かった。「こいつがウチのクローザーなんだ」とシーツが説明していたのかもしれない。途中、スペンサーが二度、大きな「くしゃみ」をしていたのが可笑しかった。誰かが「噂」していたのかもしれない。今「噂の男」であることには違いない。