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Hanshin Tigers Series 2024

「ミスとしか言いようがない。すみません」(3日・札幌ドーム)

2005-09-04 21:21:46 | Yokohama Baystars
【3回裏】2アウト、ランナーなしで、バッターは4番・佐伯貴弘。「2-3」からの6球目、安藤優也の142㎞の内角ストレートがズバッと決まったのに、判定は「ボール」。ならば「四球」なのに、そのまま「2-3」でプレーが続行された。球審も球審なら、キャッチャーの矢野輝弘もマウンド上の安藤も気付かなかったのか? 四球より「もう一回」勝負できることの方が良かったのか? 結果は7球目のカーヴ(114㎞)を流し打たれ、レフト前ヒット。

 その後、2アウト満塁のピンチを招いたから、この試合の趨勢をも左右する珍プレーになった。そもそも佐伯の「1-1」からの3球目の外角低めに決まったストレートが「ボール」に判定されたが、ここから間違いが始まっている。「2-2」からの5球目のハーフスウィングも微妙な判定だった。球審(上本孝一)も3塁塁審(井野修)も「セーフ」判定だったが、他の審判なら気分次第で「スウィング」を取っている判定だ。このどちらかで「ストライク」を取っていれば、あんな珍プレーは生まれなかった。

 それにしても【9回表】まで「4対1」でリードしていて、私は安心して、外出したのだが、帰ってきたら、テレビのNHKのスポーツニュース(青山祐子アナ、夏休みで地味な地方局の女子アナが代役)で観たら、「4対3」。辛くも勝っていた。これには驚いた。結果を知って、冷や汗をかかされた。
 クローザーの久保田智之が試合終了後、矢野に(笑顔で)後頭部を3発も殴られていたのが、印象的だった。その久保田、今日(4日)は矢野に頭を叩かれずに抑えて見せた。「矢野さんに頭を叩かれたくない…!!」の一心でボールに「魂」込めたのだろう。これで札幌シリーズ連勝で3連勝、だ! 
Monkey9