野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

浜中サヨナラヒット!(16日・京セラドーム大阪)

2006-08-17 19:13:13 | Osaka DOME
 昨日はベイスターズに先制された。先発は「不調」安藤優也。致し方ないか……【2回表】に一発を食らったが、その裏タイガースも先頭の金本知憲が左中間を破って、6番・鳥谷敬がセカンドに内野安打。「生涯8番」藤本敦士がセンター前に落として、同点。
【3回裏】には先頭の赤星憲広が(人工芝に叩きつけて)内野安打で出塁して、2番・関本健太郎が初球に(キャッチャー前に)送りバントを決めて、4番・金本が1,2塁間をライナーで破って、勝ち越し! 

 毎回走者を許しながら、1点に抑えてきた安藤だったが、【6回表】に同点に追いつかれ、降板。【7回裏】先頭の矢野輝弘がセンター前ヒットで出塁して、「生涯8番」が送って、代打・桧山進次郎の空振り三振に落胆したが、1番・赤星がライトフェンスを直撃して、再度の勝ち越し! 

 だが【8回表】先の中日ドラゴンズ3連戦のブチ壊し男、ダーウィン・クビアンが一発を食らって、再度「3対3」同点に……やはり彼に藤川球児の代役は「酷」だったか……4番手に(HP開設)左腕ジェフ・ウィリアムス、そして今シーズン初登板(待っていたゾ!!)橋本健太郎で凌いで、延長【10回裏】5番・浜中治のタイムリーヒットでサヨナラ勝ち!
 苦しい試合だったが、価値ある1勝を挙げた。今日も勝って、3連勝にしたい。先週末の4連敗を取り戻せっ!! 

奇跡起こすゾ!浜ちゃんサヨナラ打 (デイリースポーツ)

井川11K完投で連敗脱出!(15日・京セラドーム大阪)

2006-08-17 12:17:51 | Osaka DOME
 初回に(珍しく)先頭の赤星憲広がセンター前ヒットで出塁して、期待させたが、2番・関本健太郎がショートゴロ。恰好の併殺(ダブルプレー)コースだったが、これをセカンド内川聖一が(1塁へ)悪送球! こういうプレーは「首位」中日ドラゴンズはしてくれない。こういうプレーをしてくれるから、横浜ベイスターズには(容易に)勝てる。
 この後、3番アンディー・シーツがレフト線沿いにツーベース(2塁打)を放って、チャンスを拡げたが、4番・5番が倒れて、得点なし。4連敗中のタイガース……嫌なムードが拡散する。

 しかし、そんなムードを切り裂いてくれたのが、先発「エース」井川慶。初回に連続三振を奪い、【2回表】も2奪三振。【3回表】も連続三振を奪って、【4回表】まで一人のランナーも出さず。この「エース」のピッチングが打線に「勇気」を与えてくれた。それでこそ「エース」だ。スタンドに陣取ったメジャーリーグのスカウントの存在が気になるが……

【3回裏】初回と同じように先頭の赤星がセンター前ヒットで出塁して、2番・関本が今度は、確実に(ピッチャー正面に)送り(犠牲)バントを決めて、3番シーツが倒れて、2-OUTの後、4番・金本知憲が今度は1,2塁間を痛烈に破って、赤星の足で還って、1点を先制!

【5回表】に井川が初めて崩れて、同点に追いつかれるが、その裏2-OUTから、2番・関本がカウント「1-3」からストライクを取りに来た球を狙い打って、レフトスタンド2階席へ運ぶ(第6号)ソロホームラン! まるでホームラン打者のような軌道、だった。昨シーズン、ホームラン「0」の男が! 
【6回裏】にも6番・鳥谷敬がライト前、7番・矢野輝弘がセンター前、連打を放って、1-OUT1,3塁にして、8番・藤本敦士がセンターにライナーを放って、鳥谷が還って、「3対1」に突き放す。

【7回裏】ラッキーセヴンにはダメ押し。先頭の赤星が三度(みたび)センター前ヒットで出塁して、2番・関本はバントの構えで初球、デッドボール(死球)を食らって、0-OUT1,2塁。ここで「好調」を取り戻しつつある3番シーツがセンターのフェンスを直撃して、1点を追加して、尚0-OUT2,3塁。
 ここで4番・金本がライトに高々と打ち上げて、2点目を追加。TVのアナウンサーは「最低限の仕事をした」と言うが、「どこが最低限やねん?」立派な「4番の仕事」だ。そして、2度の好機に打てなかった5番・浜中治がセンター前に弾き返して、「6対1」。

 井川は完投、してくれた。くたびれ果てているリリーフ(ブルペン)陣を休ませてくれた。【9回表】はバテバテで満塁のピンチを招いたものの、何とか凌ぎ切って、球数=151球。「エース」に感謝しなければならない。来シーズンは(遂に)いなくなっているかもしれないが……“悪夢の”連敗を「4」で止めたタイガース。「首位」とのゲーム差を「7.5」に縮めた。

井川 気迫の投球!11K10勝 (デイリースポーツ)