野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

安藤プロ入り初完封!(3日・横浜スタジアム)

2006-09-05 21:06:05 | Yokohama Baystars
【3回表】に2-OUTから、1番・赤星憲広がフォアボール(四球)で出塁して、2番・関本健太郎が初球=ど真ん中のストレート(137㎞)を見逃して、ベイスターズの先発(ルーキー)三橋直樹の2球目のカーヴを狙い打って、レフト前ヒット! これもど真ん中、だった。チョッと1軍で通用するレヴェルのピッチャーでは、ない。
 3番アンディー・シーツも初球の(これも)ど真ん中のストレート(138㎞)を狙い打って、三遊間を抜いて、2塁から赤星が生還して先制! 4番・金本知憲も初球、2球目とストレートが続いて、そろそろカーヴが来るな、と読み切って、そのカーヴを流し打って、レフト頭上を越して(ツーベース)二者が還って「3対0」!

【5回表】にも2番・関本が歩いて、3番シーツが「2-2」からのカーヴを捉えて、レフトスタンドへ(第17号)2ランホームラン! 
【8回表】にもシーツが(代わった2番手の秦裕二から)センター前、4番・金本が右中間にヒットを放ち、5番・浜中が初球を狙い打って、レフトスタンドへ(第17号)3ランホームランで「8対0」! これで「牛島退団ショック」のベイスターズの息の根を止めた。

 それにしても、先発・安藤優也。普段はランナーを出しながら、ピンチを背負いながら、リリーフ時代の癖が抜けないのか、終始セットポジションで苦しいピッチングを続けるのが「常」だったが、この日は様相が一変! 【6回裏】までヒット1本(四球1)に抑える完璧なピッチング! 
 疲れの見せた【7回裏】以降は4安打を許したが、そのまま【9回裏】も投げ切って、これがプロ入り初完封! (これで)5勝目は遅すぎるのだが……タイガースは5連勝!! 首位ドラゴンズに6ゲーム差に迫る!

虎の“優ちゃん”安藤がプロ初完封 (デイリースポーツ)