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Hanshin Tigers Series 2024

福原、完投で11勝!(10日・甲子園)

2006-09-11 01:26:18 | Koushien Stadium
 関本健太郎! 初回に左中間フェンス直撃のツーベース(2塁打)!! その関本を還したのは、浜中治! 3塁線を破って、同期の絆=ツーベース!! これで先制点を挙げる。それにしても、4番・金本知憲を歩かせて、現在「絶好調」5番・浜中と勝負するとは……正気の沙汰とは思えん!! 昨日(9日)の金本の3ランが効いているか? そして6番・鳥谷敬が初球を狙ってレフト前ヒットを放って、金本と浜中が生還、「3対0」! 

【2回裏】にも先頭の7番・矢野輝弘が「0-2」からの3球目。ストライクを取りに来た甘い球を振り抜いて、レフトスタンドへ! 高々と舞い上がる(第14号)ソロホームランで「4対0」! ベイスターズの先発は左腕・土肥義弘。1軍に復帰したばかりだが、まだ本調子には程遠いようだ。タイガースは“奥の手”の左殺し(?)シェーン・スペンサーを出すまでもなく、土肥を攻略して、試合を優位に進める。

【5回裏】も2番・関本! 2-OUTから1番・赤星憲広が内野安打で出塁して、「2-2」に追い込まれながら、外から入ってくるスライダーをバットを投げ出すように(払う様に)打って、ライト前にヒットを落として、2,3塁。3番アンディー・シーツが三遊間を抜いて、「5対0」!

【7回裏】には7番・矢野が「2-3」からのフォークを拾い上げて、レフトスタンドにこの試合2本目のホームラン(第15号)を打ち込んで、「6対0」圧倒的! そういえば、打たれたのは、昨日(9日)林威助に同じくフォークを打たれた牛田茂樹(明治大学出身)だ。退団が決まっている牛島和彦監督は同じ苗字「牛」が付く誼で彼を頻繁に使っているのだろうか? 

 そして≪完封≫を目指した、この試合「中4日」で先発の福原忍だったが、【9回表】ツーベース2本を打たれて、1点を失って、完封はならず……その代わり完投は達成して、試合後に福原の弾けた笑顔を見ることができた。この笑顔が、1週間後の天王山=首位攻防戦(ナゴヤドーム)の試合後に見られるだろうか? 決戦は近い。

連続完投!福原 自己新11勝目 (デイリースポーツ)