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Hanshin Tigers Series 2024

鳥谷、決勝タイムリー!(14日・広島)

2006-09-16 02:11:16 | Hiroshima Carp
 2試合連続、初回に先制点を挙げていたが、今日は無得点。広島東洋カープの先発はベテラン・佐々岡真司。昨日と一昨日のようなわけにはいかないと思った矢先の【2回表】先頭の金本知憲が初球を高々と打ち上げて、ライトスタンド上段に運ぶ(第21号)ソロホームランで先制! 
【4回表】にも先頭の金本が痛烈に1,2塁間を抜いて、5番・浜中治が三遊間の真ん中に内野安打。6番・鳥谷敬がフォアボール(四球)を選んで、0-OUT満塁から「気合満々の」7番・矢野輝弘のセカンドゴロ・ゲッツーの間に2点目が入って「2対0」。

 しかし味方が点を取ってくれた直後に失点する悪い癖が出て、先発の杉山直久がカープの4番・新井貴浩に同点2ラン(第24号)を浴びて、「2対2」。今日は厳しい試合になった。新井は今シーズン、タイガース戦の初ホームラン、らしい。この新井を封じ込めてきたことが、対カープ10勝5敗の成績に直結している、と言える。

【5回表】3番アンディー・シーツに何故か代打、片岡篤史が送られた。シーツに何が起こったのだろう? 大事な天王山(ナゴヤドーム)を前にして、不安要素が出て来た。シーツ抜きで明日(15日)からのドラゴンズ戦を迎えることなど考えたくもないが……久しぶりに出場の片岡はセンターに大飛球を放ったが、センターフライ。全盛期なら、ホームランに出来た打球だが……衰えたな、片岡……。

 タイガースはその後、必死の継投で【6回裏】を左腕・吉野誠、桟原将司を継ぎ込んで凌ぎ切り、【7回裏】からはこれも久々に見る左腕・江草仁貴。江草がまたしてもフォアボール(四球)連発で、2-OUT満塁のピンチを招いたところで、3番手にダーウィン・クビアンを投入。ここをダーウィンが凌ぎ切り、【8回裏】も3者凡退。ダーウィンの調子が進化してきた!

【8回表】に2-OUT満塁のチャンスを作り、6番・鳥谷がレフト前に2点タイムリーヒットを放って、勝ち越し! 【9回裏】は左腕ジェフ・ウィリアムスが締め括って、大事な天王山を前に「切り札」藤川球児を温存できた。「4対2」で逃げ切って、カープに3タテ!! 5連勝を決めて、勇躍、名古屋に乗り込む。「シーツ」という不安要素が解消されますように……(願い)

みんなに感謝…やっと“ダーWIN” (デイリースポーツ)