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首の皮一枚つながった、金本の一発!(17日・ナゴヤドーム)

2006-09-18 13:30:49 | Nagoya Dragons
 総合格闘家の所英男(リヴァーサルジム)の始球式。子供の頃から中日ドラゴンズ・ファンの彼(岐阜県出身)。最近(『ZST』と『HERO'S』で)負け続けているが、彼がドラゴンズに「負け運」を運んできてくれたのかもしれない。
【6回裏】まで「0対0」。ジリジリするような展開。今日(昨日)もやられるのか? と何度も思った(反芻した)。ドラゴンズの先発・朝倉健太にヒット1本に抑え込まれ、連続イニング無得点記録が更新される。

 しかし【7回裏】1-OUTから、3番アンディー・シーツがデッドボール(死球)を食らって出塁。シーツは激怒!! 帽子を取らない若造(朝倉)。何故、帽子を取らない? それどころか、睨み返している。メジャーリーグの悪影響だろうが、死球をぶつけた後、ピッチャーが帽子を取る習慣は、日本プロ野球の美質だ。この風習(暗黙の了解)が一部の若いピッチャー達によって、済し崩し的に破られようとしている。これは由々しきこと。選手会が(こういうことにも)統一見解を示すべきだ。
 そして4番・金本知憲。そんな若造(朝倉)の態度に対する「怒り」もあっただろう。力投を続けるタイガースの先発・安藤優也の「男気」に報いてやりたい気持ちもあっただろう。2球目(141㎞)のストレートを流し打って、左中間スタンドに(第22号)2ランホームラン! 3塁側ダッグアウトで出迎える岡田彰布監督にも、打った金本にも笑顔は一切なし。険しい顔が無気味で怖かった。これが追いつめられた男たちの「顔」だ。

「2対0」とにかく勝って良かった。これで首の皮一枚、繋がった。これで≪鬼門≫ナゴヤドームは最終戦だったから、他の球場では強いタイガース。まだ希望はある。これで5ゲーム差。今日(18日)明日(19日)タイガースが、東京ヤクルトスワローズに連勝して、ドラゴンズが横浜ベイスターズに連敗すれば、3ゲーム差。十分、だ。タイガースの最大の協力者=ベイスターズの健闘に期待したい。

アニキ意地弾!止めたナゴヤD全敗 (デイリースポーツ)