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Hanshin Tigers Series 2024

ウィリアムスが帰ってきた!(31日・甲子園)

2007-08-01 23:00:51 | Koushien Stadium
 大方(日刊スポーツ)の予想では昨日の先発は「下柳剛」だったが、下柳が「中5日」で出てくるわけがないから、先発は(中継ぎから)「中2日」で杉山直久。東京ヤクルトスワローズには(比較的)強いから、こういう人選になったのだろう。真っ直ぐを見せ球にカーヴ、スライダー、フォークを駆使して、【4回表】までスワローズ打線を無得点(ノーヒット)に抑える。

 先制したのはタイガース【2回裏】スワローズの先発(この試合で)「日米通算200奪三振」を記録する左腕・石井一久から先頭の金本知憲が(際どく)四球を選んで、5番・林威助が(痛烈な打球で)1,2塁間を破って、0-OUT_1,2塁。ここで「勝負強い」6番・桜井広大がセンター前に弾き返して、金本が激走! 右腕をグルグル回す3塁コーチャー(吉竹春樹)も“男”だが、それに応えて走る金本(左膝内側半月板損傷)の“男気”! 
 7番・矢野輝弘のセカンドゴロの間に1点が入って、「2対0」。8番・関本健太郎が三遊間を抜いて、この思い切りのいいバッティングが甦ってきた関本! 1-OUT_1,3塁になって、9番・杉山の叩きつけた、高いバウンドのサードゴロ(併殺崩れ)の間に広大が還って「3対0」! 

 しかし、そんな杉山が掴まる。勝利投手の権利が懸かった【5回表】に掴まる。先頭のアダム・リグスへの初球の不用意なスライダーで左中間を破られ、1-OUT後、7番・飯原誉士に(またしても!)スライダーをセンター前に弾き返され、「3対1」。
 動揺した杉山は8番・川本良平に「0-3」にして、結局フォアボール(四球)。1-OUT満塁にして、代打・真中満はファーストゴロに打ち取ったが、ファーストの林の「誤」判断で内野安打! 「3対2」になって、1番・青木宣親はレフトへの浅いフライに討ち取ったが、2番・田中浩康を「2-0」に追い込みながら、勝負球のストレート(144km)を叩かれ、ライト前ヒット! これで「3対3」同点……

 タイガースは【6回表】から「K」久保田智之を継ぎ込み、何故そんなに早く久保田を継ぎこめるのかと言えば、「J」ジェフ・ウィリアムスが復帰したから! 【8回表】を2奪三振の快投で乗り切り、【9回裏】は「F」藤川球児(久々ガッツポーズ!!)。【6回裏】に矢野(1016本!)のタイムリーで挙げた“虎の子”の1点を守りきり、「4対3」辛勝! 

能見が成長見せる快投で8回0封 (デイリースポーツ)