野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

浜中の同点HRで3位浮上!(3日・広島)

2007-08-04 22:59:43 | Hiroshima Carp
 初回に1-OUTから、2番・赤星憲広が三遊間に(ショート強襲)ヒットを放って、復調途上の3番アンディー・シーツが右中間フェンスに達するツーベース(2塁打)を放ったが、1塁の赤星が一挙にホームまで還ってきて、タッチOUT! これは3塁コーチャー吉竹春樹の判断ミスだった。1-OUTだし、次は4番・金本知憲。回す局面ではなかったが、しかしこの後、金本はセカンドフライに倒れ、5番・林威助はこの試合「4タコ」。吉竹コーチの直感は正しかったのかもしれない。

 先制するのはタイガース。【3回表】8番(最近5試合.417)関本健太郎がレフトスタンドへ高々と舞い上がる(第2号)ソロホームラン! しかし【3回裏】先発エステバン・ヤンが、カープの(同じく)8番・梵英心にソロホームランを浴びて、「1対1」同点に……【6回裏】にもヤンが3本の長短打を浴びて、「1対2」勝ち越される。

 そういえば、カープに8連敗中のタイガース。この日も苦しい試合展開だったが、【8回表】遂にビッグイニングを迎える。先頭の代打(庄田隆弘に代わって)1軍に昇格したばかりの浜中治が、レフトスタンドに起死回生の同点ソロホームラン! これが(何と!)今シーズン第1号……浜中の苦しいシーズンはこれで終わりを告げるか? 

 これで火が点いたタイガースは、1番・鳥谷敬が(高いバウンドの)セカンドへの内野安打、2番・赤星のバントはピッチャーが1塁に悪送球して0-OUT_2,3塁! チャンスを拡げてくれる(今シーズンは)苦手な筈のカープ。
 3番シーツの打席でピッチャーの暴投で「3対2」(思わぬ)勝ち越し。シーツも歩いて、4番・金本が三遊間をキレイに抜いて、「4対2」! 1-OUT後、6番「勝負強い」桜井広大がセンターに犠牲フライを打ち上げて、「5対2」! さらに7番・矢野輝弘がセンター前、8番・関本が三遊間を抜いて、「6対2」! これで勝負あった。

【8回裏】「J」ジェフ・ウィリアムス【9回裏】は「K」久保田智之と繋いで、「F」は休ませることが出来た。先発のヤンを継いで、【7回裏】を無失点に抑えた渡辺亮が(何と!)2年目でプロ入り初勝利!  連勝で今シーズン初めて貯金を「3」にして、横浜ベイスターズを抜き、待望のAクラス! ……しかし、これが目的ではない。合言葉は「1位(通過)しか狙っていない」。

浜中おかえり復活弾!虎3位浮上  (デイリースポーツ)


DMM.com CD&DVDレンタル