野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

桜井、連弾!(22日・神宮)

2007-08-23 12:34:00 | Tokyo Swallows
 最下位に沈む東京ヤクルトスワローズは先発の「谷間」で、ルーキー初先発の高市俊(ドラフト希望枠)を起用。初回に3者凡退に抑えられたので、ひょっとしたら“初者”に弱いタイガースのジンクス発動か、と思わせたが、そんなことはなかった。【2回表】昼間に悔しい思いをした(!)4番・金本知憲がレフト線にシングルヒットを放って、1-OUT後、6番・桜井広大がセンターバックスクリーン(左)へ(第5号)先制2ランホームラン! 

 動揺した高市は続く7番・野口寿浩に死球を与え、8番・関本健太郎が(今度は正真正銘)センターバックスクリーンへ! (第4号)2ラン連弾で「4対0」! 早くも試合の主導権を掌握する。
【3回表】にも、センター前ヒット(盗塁)の赤星憲広と四球のアンディー・シーツを置いて、金本が後輩(広陵高校)の悔しさを晴らす、ライトスタンドへ(第26号)3ランホームランで「7対1」! 
 1-OUT後、桜井が(今度は)レフトスタンドへ弾丸ライナーで叩き込む(第6号)ソロホームランで「8対1」! 

【4回表】【5回表】にも相手バッテリーエラーで1点づつ加点して、【8回表】には金本の内野安打の後、林威助と桜井の連続ツーベース(2塁打)で「12対2」! タイガースファンには「たまらない」展開になったが、しかし……ベンチ(ダッグアウト)で一人寂しく座る浜中治の姿が印象的だった。  浜中と(それから)(ファームで調整中)今岡誠の≪逆襲≫はあるのだろうか? 

 先発のルーキー上園啓史がソロホームラン2発に抑えて、(球数)119球4安打9奪三振でプロ入り初完投! 『JFK』どころか、前日(21日)フル回転した中継ぎ陣を休ませることが出来た。
 考えてみれば、ルーキー対決だったのだが、青山学院(東都大学リーグ)と武蔵大(首都大学リーグ2部)にも拘らず、「格」の違いを見せ付け、5勝目(2敗)! 防御率も「2.55」になって、このまま先発ローテーションに生き残れば、逆転≪新人王≫も見えてくる。

2回完全投球!安藤9月にも1軍へ (デイリースポーツ)


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