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Hanshin Tigers Series 2024

桧山、ゴメン!(21日・神宮)

2007-08-22 22:40:23 | Tokyo Swallows
 若い庄田隆弘が1軍登録を抹消されたとき(8月2日)何故、桧山進次郎ではないのか? と思った。1軍に昇格して以来(6月11日)スタメンに(あるいは)左の代打で(そこそこ)活躍して、このまま1軍に定着するものとばかり思っていた。
 一方、桧山は代打で起用されても、壊滅的にヒットが出ずに、不振が際立っていた。しかし、優勝争いが佳境に入っていく中で、こういう(経験豊富な)ベテラン選手をベンチに置いておきたい、首脳陣の「考え」もあるのかもしれない、と思ったが、それにしても……

 先発のエステバン・ヤンが初回に3点【2回裏】に4点を失って、計7失点でKO! 今日(昨日)はこのまま中継ぎ投手も打たれて、「2対12」くらいで負け試合だろう、と思った。しかし、それでも、此処は(狭い)神宮球場。何が起こるか分からないスタジアム。ひょっとしたら、と思った。
 その希望を繋いでくれたのは【3回表】先頭の(途中出場)藤本敦士が1,2塁間に内野安打で出塁して、1番・鳥谷敬がセンターバックスクリーンに(第7号)2ランホームランを叩き込んで、「2対7」! ここから始まった……

【4回表】タイガース躍進の象徴、林威助と桜井広大の連打で0-OUT_1,2塁! 7番・矢野輝弘が四球を選んで、0-OUT満塁! ここで代打・桧山。
 引っ張って、1,2塁間を抜くか、それとも流して、左中間か? 色々シュミレーションしながら見ていたが、しかし不振の「極み」桧山のこと。最悪や「二次」最悪(三振や併殺)も考えなければならない場面だったが、不思議と「打てる」気がした。スタジアム自体がそういう雰囲気になっていたのだろう。打席の桧山もそれを「体感」していたかもしれない。……4球目を打って、センターバックスクリーンへ! (第2号)満塁ホームランで「6対7」1点差に詰め寄る! 

 この後、3番アンディー・シーツのレフト線を破るタイムリー(2塁打)で「7対7」同点に追いつくタイガース! 【5回表】には(今度は)矢野が(またしても)センターバックスクリーン(左)に打ち込んで(第6号)「8対7」勝ち越し! 
【8回表】にも1点を付け加えて、「9対7」にして、後は『JFK』のパーフェクト・リリーフ! その前に3番手の左腕・江草仁貴が6奪三振の快投で3イニングスを抑えて(4勝目)「大」逆転勝利に貢献! 若手とベテランが一体となって、全員で掴んだ勝利……その勢いは、今日(22日)にも受け継がれる。

下サンFA権取得も「知らねえよ」 (デイリースポーツ)


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