野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

若竹、鶴、そして白仁田、石川(9日・宜野座)

2008-02-09 22:12:53 | Spring Camp
 キャンプ中継(CS)も7日目(第3クール)になると、そろそろ「飽き」がくる。毎日、同じ顔触れがブルペンで投げ、メイングラウンドで同じようなメニューが消化される。これを中継するには工夫が要る。今日は安芸市(高知県)の2軍キャンプの模様が途中で挿入された。しかし、安芸(市営球場)はまだ「寒そう」だった。アメリカ・メジャーリーグのように、1,2軍合同で(宜野座で)「やる」べきだと思うが……

 真っ先にブルペンに2年目の左腕・小嶋達也。今や懐かしい(?)という気がする。昨年の今頃は沖縄・宜野座キャンプに抜擢されて、注目度「№1」だった。その後、紅白戦、オープン戦と好投が続いて、開幕1軍入りを果たして、先発ローテーションに組み込まれたが……彼の再浮上はあるのだろうか? 

 そして3年目の若竹竜士。昨シーズンは1軍の先発投手の安藤優也福原忍が「不在」の緊急事態が発生して(急遽)育成方針を覆して(?)1軍に呼ばれて、先発にも(2度)抜擢されて、カーヴを武器にそこそこ(?)試合を作って見せた。今シーズンは安藤も福原も健在だから、呼ばれる余地は無いが、しかし先発の5,6番手がモタモタしていたら、すかさず若竹が「差す」だろう。(虎視眈々)

 そして素材は一級品、同じく3年目(同期)の右腕・鶴直人。昨シーズンは(ようやく)ファームでプロ入り初登板を果たしたが、この1試合きり。今シーズンは若竹と違って、ファームでの実績作りが中心になるだろう。若竹と二人、タイガースの将来の先発ローテを担う逸材。今、名前を覚えておいて、将来「得」になることを祈る。

 さらにルーキーの白仁田寛和(福岡大学)と石川俊介(上武大学)。白仁田は脚が(すらりと)長い。驚異的な長さ。河原純一(前・西武ライオンズ)のようなイメージ。マスク(顔)も良いし、1軍で活躍するようになれば、人気者になるだろう。
 石川は昨年の明治神宮大会で、東洋大学の大場翔太(福岡ソフトバンク・ホークス)と投げ合い、一歩も引かなかった実力者。こちらは白仁田よりも早く1軍に出て来れるだろう。実戦向きのタイプ。昨シーズンの上園啓史(新人王)の「再現」を期待したいが。

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