タバコの功罪

減量記録はau携帯のKarada Managerというサービスを使っている。
これは体重や体脂肪の測定結果をグラフ表示したり、食べたものや運動内容を記録していくとカロリー計算をしてくれて、エネルギー収支がどうであったかが一目で分かるようになっている。

結構面白く？て、食い過ぎると即座に体重に反映されるが、運動量を増やしても体重減少には即座につながらないことが判る。
今日は沢山歩いて汗をかいたからと言って、ビールをしこたま飲むと体重は増えるのだ。



さて、しばらく記録していて、なぜ禁煙して急激に太ったのかがなんとなく判った。禁煙前はどちらかというと減少傾向だったので、ここまで増えるとは思っていなかったのだ。

喫煙はカロリーを消費し（20kcal/本）、ニコチンによって基礎代謝量も増える。
更に喫煙時代は概ね1万歩/1日歩いていたが、8千歩/日に減っていた。2,000歩はおよそ1.6kmで15分ほどかかるので115kcalも消費する。
建物の外へ煙草を吸いに行けというエレベータの電気代も省みない理不尽な仕打ちは、周りの健康のみならず喫煙者の健康維持にも役立っているのだ。一方的に虐げられているわけではない。
で、1日20本吸ったとして200+115kcal/日は、労せずして消費していたことになる。

次に10kg太るには70,000kcalほどの過剰収支になる。150日間で10kg増として、その期間に禁煙によって消費しなかったカロリー(315kcalx150日)を差っ引くと22,750kcalほどだ。
王将のマイメニューが、天津飯、餃子、回鍋肉で晩酌を加えると大体2,000kcal近くなり、11食食べれば丁度良い計算だったりする。まぁ、口寂しくて間食を色々食ってたから、そんなものかなと・・・。せんべいにしろ、チョコレートにしろ間食のカロリーはびっくりするほど高いのだ。

だから、間食ゼロ、酒量と昼飯の量を半分（マイナス500kcal以上）に減らしてWalkingと称して積極的に歩かないと、体重が減少に転じなかったようだ。

と、理屈は判ったが、煙草を吸った方が楽かも知れぬ・・・
食いたいモノを食いたいだけ食って、吸いたいだけ吸うのも有りだと思うのだが。