貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

バフ掛け苦戦中

2020-01-29 08:08:08 | ER-6f

ER-6fは良くできた単車だと思うが、どうも華が無くて素っ気ない。

目立つステップブラケットは塗り仕上げよりバフ掛けしたら良さそうだと思ってたら、ヤフオクに中古が出ていたので落札してみた。
 
到着したブラケットは長年の使用を訴えるべく至る所傷だらけ。
転けたらこんなになるんだというキズが一番重傷だ。
400番相当のベベルグリーンで塗装とキズ消しを一気に片づけ、オフセットサイザルで鏡面手前まで持ち込む積もりだったが。
ベベルグリーンを掛けたら、妙にムラムラ。アルミの鋳物なせいか面と角が丸みを帯びて、面も張ってなくて丸みが有る。サイザルでなんとかなるやろで使ってみたが、ムラムラはムラムラのまま。
400番では鋳肌を落とし切れないのが原因だった。
下地作りからやり直しになった。
 
下地をやり直すため240番と600番、ついでに100均でフェルトとウレタンの200円ディスクを調達した。

早速240番で鋳肌を消してみたら、ベベルグリーンで取れなかった頑固な鋳肌があっという間に削れてあっさり終わった。

高価なベベルグリーンを消費したのは完全に無駄だったようだ。

次は200円ウレタンだが、同じような深さの磨き疵で肌が整っていく感じがあまりなく盛大に埃が出るだけだった。
その後600番を掛けたが磨き疵が残り、オフセットサイザルでも歯が立たない。これはボツ。
240->200円ディスク->600番->サイザル赤棒の結果はこんな感じ。これでは塗装も出来ない・・・

お試しでベベルグリーン->600番->サイザル赤棒をやってみた。適当でも改善したので、これが正解だと思う。

アルミの鋳物は思った以上に肌が柔らかく、ディスクが強く当たったところは深い磨き疵が残ってしまい、後工程で中々除去出来ない。
いままではベベルグリーンからオフセットサイザル赤棒で鏡面手前に持って行けたが、塗装前提の荒い鋳肌はそう簡単ではない。
頼みのオフセットサイザルも、下地のせいか赤棒がこびり付いて厄介だった。

鏡面まで3時間くらいのお手軽改造のつもりがここまで手こずるとは思わなかった。400番の手磨きで簡単に240番の磨き疵を馴らせたので、下地作りは手磨きに頼ってみる。
 
 
コメント
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