援軍を得て再開したバフ掛けだが、まずは基本の水研ぎからだ。
荒い磨き目を消すのに400番から始めたが、所々消しきれず240番まで戻りながら地道な手仕事になった。
次の番手に移ると再び粗い目が出てくるので、何度も手戻りしながら1200番相当まで削り終えた。
全体は鈍く光ってヘアライン仕上風で、クリアを吹いてお仕舞いでも悪くないと思いながら電工作業に移る。
フェルトディスク+赤棒では磨き目を消しきれず、オフセットサイザル+赤棒に替えて粗仕上、白棒で浮いてきた磨き残しをサイザル+赤棒で磨き直すという工程で概ね完了した。グラインダー2台体制なのでサクサク進んでいく。
ようやく鏡面といえる状態にはなったが、面がうねって綺麗な鏡像が得られないのが残念だ。
青棒で仕上げ磨きを行ったら、深い傷が浮き出てもう一度やり直し。
サイザルでは磨き残しが出るとしてコンパウンドに変えてみた。
これが正解だったようで、磨き残しの細かい疵がようやく消せるようになった。手じゃキリがないので電ドリにフェルトバフを付けてじっくり磨いていく。
ピカールのメタルポリッシュはラビングコンパウンドより研磨材が細かいらしいが、それでも面が荒れるので白棒、青棒でフィニッシュとなった。
右側にも取り掛かったが、こちらは色々有って時間が掛かりそうだ。10年落ちだから仕方がないがどこまで"ついで"でやるのか思案中。