私が長年愛読している雑誌『選択』に今月で連載60回を数える渡辺京二さんの「追想 バテレンの世紀」が
あります。その連載の今月のタイトルが、うれしいことに、この「活版印刷の伝来」です。
「いよいよきたか」、思わずニンマリしてしまった私です。
残念なことに見開き2ページですから何十秒かで一読、2度目は食い入るように読みました。
秀吉が出てくる。オルガンティーノが出てくる。ロドリゲス・ツズが出てくる。ヴァリニャーノが出てくる。
天正遣欧使節、そして私にとっては真打ちともいうべき、「活版印刷伝来」の真の立役者コンスタンチノ・
ドラードの名前が出てくるに及んで「よーしや」とはあまりにも不謹慎でした。
渡辺さんは少年使節を引率してインド副王の肩書で秀吉との対面を願ったヴァリニャーノをロドリゲスが
うまくつないだところから筆を起こし、キリシタン版の紹介で締めくくっておられます。2ページでは、
あまりにも残念な題材です。
そこで私は不遜にも思いついたのです。
「コンスタンチノ・ドラード」の執筆ノートから、私のメモワールを抜き書きしてみようと。
以下、次号ならぬ次回。
あります。その連載の今月のタイトルが、うれしいことに、この「活版印刷の伝来」です。
「いよいよきたか」、思わずニンマリしてしまった私です。
残念なことに見開き2ページですから何十秒かで一読、2度目は食い入るように読みました。
秀吉が出てくる。オルガンティーノが出てくる。ロドリゲス・ツズが出てくる。ヴァリニャーノが出てくる。
天正遣欧使節、そして私にとっては真打ちともいうべき、「活版印刷伝来」の真の立役者コンスタンチノ・
ドラードの名前が出てくるに及んで「よーしや」とはあまりにも不謹慎でした。
渡辺さんは少年使節を引率してインド副王の肩書で秀吉との対面を願ったヴァリニャーノをロドリゲスが
うまくつないだところから筆を起こし、キリシタン版の紹介で締めくくっておられます。2ページでは、
あまりにも残念な題材です。
そこで私は不遜にも思いついたのです。
「コンスタンチノ・ドラード」の執筆ノートから、私のメモワールを抜き書きしてみようと。
以下、次号ならぬ次回。