私的図書館

本好き人の365日

「森のクマさん」

2004-01-20 22:31:00 | 日々の出来事
今日(18日)の晩御飯は「ぼたん鍋」でした♪

猪の肉といっても、あぶらが乗っていて、クセもほとんどありません。

近所の農家数軒で、農作物を荒らす猪を捕まえるための檻を持っているのですが、昨年そこに入った猪を解体し、その肉を冷凍保存しておいたのです。

大根とごぼう、にんじんやコンニャクなどを入れて、味噌仕立てでいただきました。

家の近所に熊撃ちのおじいさんがいて、数年前には熊の肉も分けてもらいました。
今でもその家に行くと、その時の熊が玄関で迎えてくれるんですよ。…もちろん剥製ですが☆

近所の山に熊がいるというのは、これはもうメルヘンです。

♪ある日~森の中~熊さんに~出あった~♪

出会っちゃうかもしれないんですよ、本当に。(寝たふりしても、クマには通じないそうですよ☆)
だからここら辺の人は、山に入る時は腰に鈴をつけたりします。熊除けに。

熊の住む山には、カモシカも住んでいます。天然記念物なので、許可がないと撃てません。
そのカモシカさえも通れないというので、「地獄谷」と呼ばれている山があります。
うちの近所には、そんな妙な名前の地名ばかり。

一番大きな山を「天狗森山」と言います。
昼なお暗い森は「闇がり谷」。
木曽川に流れ込む支流のひとつに連なる谷は「地蔵谷」に「羽子板谷」、「山の神」に「狸沢」。
少し離れて「三つ森山」。
天然記念物のオオサンショウウオがいる「赤滝」。
古代の遺跡ではないかと噂される、不思議な岩が点在する山があったり、昼でも星が見えると伝えられる洞穴のある神社があったり。そうかと思うと「血洗い神社」なんていうおどろおどろしい名前の神社が山の奥に建っていたり。
地図でそんな名前を見つけるたびに「おお~♪ ファンタジーだ~」と喜んでいます。

「闇がり谷」なんて、小説の舞台になりそう☆

古い地図なんかに載っている地名には、けっこう興味深いものがあります。
小さい谷の一つ一つにも、ちゃんと名前が付いていて、その名前から、そこに住んでいた人達の生活を想像するのはとっても楽しいです♪

「狸沢」にはやっぱり狸がたくさんいたのかなぁ?
”狸汁”っていうのも日本の昔話ではよく聞きますよね。
さすがに食べたことはないですが。

でも、「天狗森山」の天狗には、会ってみたいかも☆

「洗濯機の憂鬱」

2004-01-20 22:26:00 | 日々の出来事
母とケンカしました。

きっかけは洗濯機。
いまどき洗濯槽と脱水槽がわかれている二槽式で、脱水の度に移し替えなくてはならない我が家の洗濯機。
そろそろ買い替えようということで、両親を連れて家電量販店に。

私のお薦めは、乾燥まで出来る斜めドラムの新製品。

なかなか新しい物を買おうとしないうちの両親も、今回は珍しくかなり乗り気な様子。

それなのに、それなのに、思いもよらない展開が…

洗濯機につなげる水道が、水を井戸から汲み上げる仕組みの場合、ゴミが詰まる可能性があるとのことで、この商品はあまりお薦めしないとか…店員さん、そりゃあないでしょ?

何? 地下水使っている家では新製品は使えないっての?
ゴミが詰まるって、うちの家族は毎日その水飲んでるんだよ?

家に帰って、そんなバカな話はないと言い切る私に対し、両親はその話をすっかり信じてる模様。
母親なんて「また二槽式にする」とか言い出す始末。
冬の冷たい水に手を入れて洗濯している母親に、少しは楽をさせてあげたいと思っての買い替えのはずだったのに、いつの間にか語気を荒げての言い合いに…

これが「もっと楽してよ!」「楽なんかしたくない!」という言い合いなんだから、わけわかんない。
だいたい、いまどき二槽式の洗濯機探すほうが苦労するって。

全自動は修理する時、手間がかかるということらしいけど、そんなことまで考えてたら、何も買えないじゃん!
日本の工業技術ってこんなものなのか?

もうこうなったら強行手段、最悪、黙って買うしかないかな。
壊れるとも思えないけど…