私的図書館

本好き人の365日

心のコンパス

2004-08-23 00:09:00 | 日々の出来事
最近夕立が多くて安心してバイクに乗れやしない。
夜はオリンピックの中継を見ているので寝不足だし。
職場は新工場に引越したばかりで仕事が山積み。

給料日も近いことだし、こんな時は本の買出しに出かけます。

今日は二冊の本が目に留まりました☆

河原れん 著 *(キラキラ)*「バードフライ」*(キラキラ)*

ある日、天使からもらった”心のコンパス”バードフライ。
鳥たちが体の中のコンパスを信じて海を渡っていくように、自分を信じる手助けをしてくれる心のコンパス。

文体が柔らかくって、あせらずゆっくりと素直に自分と向き合いましょうというメッセージが文章から伝わってきます。
そんな本です☆

ダイ・シージエ 著 新島進 訳 *(キラキラ)*「バルザックと小さな中国のお針子」*(キラキラ)*

文化大革命時代の中国。
再教育のため送り込まれた山奥で、禁書となっている西欧の小説に夢中になる主人公とその親友。
仕立屋の美しい娘にバルザックの小説を語り聞かせるが、本によって三人の運命は大きく動いていくことに…

在仏中国人の著者が、自らの体験をもとに綴ったほろ苦い青春小説。
まだパラパラとめくっただけですが、オビの文句が気に入ってしまいました☆

「本を禁じられた日々、恋するあの子に物語を語り聞かせたい」

いいですね~*(ハート3つ)*

新しい本を開く時はいつもドキドキします。
たまに期待を裏切られたりするけれど、読み終わった時のあの気持ちをもう一度味わいたくて、ついついまた手に取ってしまう。

睡眠時間がまたなくなっちゃうんですけどね☆