コタツって恐ろしい・・・
お久しぶりです。
更新をしないまま、3月になってしまいました。
朝から晩まで働き、買い物をして家に帰ってコタツに入ると・・・
もう出たくない
コタツの周りにどんどん積みあがっていく本とマンガ。
コタツに入ったまま洗濯物をたたみ、コタツに入ったまま確定申告の書類を作り、コタツに入ったまま何度も寝落ち。
こんなことじゃいけないと、何度も立ち直ろうとしたのですが、あのぬるい温かさに対抗できず、夜中に「アチッ」と目覚めてコタツのスイッチを切る毎日。
寒いと本当に活動範囲が狭くなってしまいます。
ようやく気温があたたかくなってきたせいか、やっとブログを再開する気になれました。
土に中で冬をすごした虫だって、春の陽気をかぎわけて顔を出す季節ですからね。
そろそろ活動再開です。
「恐れるな、道はひらける。」
インド独立の父といわれるガンジーの言葉を集めた一冊。
1923年に起こった関東大震災にも言及していて、その言葉はそのまま東日本大震災に襲われた今の日本にもズシリと響きます。
「自然はときに残酷な暴力となって、人々に降りかかる。
けれどもあらゆる出来事には意味があると考えるなら、
わたしたちは自然の猛威さえからも、目をそらさずに何かを学び、
救いの道を探るべきではないだろうか。」
先日、私がボランティアとして参加した東日本大震災ボランティアツアーの主催者から、「ボランティアツアー終了のお知らせ」という手紙が届きました。
あれから2年。
まだまだ復興には多くの時間と労力が必要なことに変りはないものの、現地でのボランティアの受け入れ体制や、ボランティア活動自体の内容が変化してきており、これまでのようなボランティアツアーはこれで終了するとのことでした。
小さな団体にも関わらず、のべ参加人数は1,200人を超えるそうです。
中には一人で何度も参加したり、母娘で参加されていた方などもみえました。
まだ何も終わってはいません。
何も終わってはいませんし、個人では自分に何ができるのか考えることくらいしかできないけれど、目をそらさずに、学びながら考えていくことはボランティアツアーが終了しても続けていけます。
とりあえず、美味しい魚を食べに行きたいな♪
NHK教育放送で、広島で清掃員として働きながら、拾ってきた画材で絵を描き続けている男性の番組を見ました。
仕事はキツク、最初はトイレなどを汚す人に怒りを感じていたそうです。
でもそれじゃいけない、怒りをぶつけていては何も変らない。
その男性は、怒りをぶつけるのではなく、「おはよう」と屈託なくあいさつし、「気を付けて」などと声をかけ続けるうちに、自然とトイレを汚す人が少なくなったと語ってみえました。
驚いたのはその次の言葉。
「そうなるまでに、20年くらいかかったかな・・・」
にじゅうねん。
その月日の重みを考えると震えてしまいました。
すごい。すごい人がいる。みんなすごい。
怠け者の自分を反省しました。
「恐れるな、道はひらける。」
頑張るよ、ガンジーさん。
まずは、コタツを片付けるぞ!
今日6日の東京は、17度まで気温があがり、私もウルトラライトダウンを脱いで自転車の荷台に放り込んで走りました。
ガンジーも偉いけれど、掃除しながらの絵描きさんも立派。
東北との御縁を大事にしようと思っているホークさんもすてきです。おいしい魚食べるぞツアーに行けるといいですね。
良かった。お元気だったので、安心しました。
自分が「不調」だと、つい他の方も・・・と思ってしまいます。(笑)
もうすぐ、あの日から2年です。
高校時代の恩師の追悼ミサがあるというこで、
用意をしました(婆チャマの通院の日だったんで、いけなかったんですが、うっかり忘れて)
あの日も、義母の法事用にこの服をかばんに詰めて出かけた・・
感慨深く黒い服を眺めてしまいました。
どんどん遠ざかっていく被災の記憶・・
あの日で時計の止まった方たちがいらっしゃるのに、離れた土地に住む人は新聞の特集でそれを知る。
仕方ないことなのかもしれません。
でも、寂しいことです。
セーターだと汗ばむくらいでした。
私も上着はウルトラライトダウンではありませんが、ユニクロで買いました。そろそろ春物を出さないと。
掃除をしながら絵を描き続けている絵描きさん。
その生き方には、どこかヘンリー・ダーガーに通じるものを感じました。
いるんですね、こういう孤高の人。
「おいしい魚食べるぞツアー」はぜひ実現させたいです。
ナタリーさんも、お加減はいかがですか?
パソコンを打つのも大変ではないですか?
そんな中コメントいただきとても嬉しかったです。
あの日からもうすぐ2年ですね。
マスコミで取上げられる回数も減ってしまったように感じます。
しかたがないこととはいえ、歯がゆい思いがします。
私も一時期片足を痛めてしまい、松葉杖の生活をしていたので、片方をかばうと、健康なもう片方に負担がかかるというのはわかります。
不便だとは思いますが、どうかお大事にして下さい。