「調子どう?」
あんたが聞くまで
絶好調
―「女子会川柳」―
アハハハハ♪♪
本屋さんで立ち読みしていて、思わずニヤニヤしてしまいました。
シティリビング編集部編 『女子会川柳』(ポプラ社)
OLさんたちの本音爆発!
まさに女子会の雰囲気で作られた川柳の数々!
上司はこれを読めば自分がどんな目で部下から普段見られているのかわかるかも(笑)
それにしてもみんなうまい!
17文字の言葉に、言葉の数以上の思いが込められているようで、ニヤニヤ笑いが止められませんでした♪
俺がやる! その後始末 誰がやる
ストレスは 仕事じゃないの あなたなの
「シティリビング」というフリーペーパーの「シティOL川柳大賞」に応募のあった作品の中から選ばれた、88作品!
ちょっと贅沢にページを使っているので、これで1,000円は高いかなって思わなくもないですが、装丁も丁寧だし、何よりすぐに最後まで読めちゃうっていうのが魅力です☆
それにしても、みんな言いたいことがたくさんあるみたいですね~
私も笑ってばかりはいられません。
自分の胸に手をあてて、言われてる側みたいなこと、していないか自省しなくちゃ(苦笑)
今日行った本屋さんでは、「本屋大賞」にノミネートされている、原田マハさんの『楽園のカンヴァス』(新潮社)が売り切れでした。
よしよし、順調に人気が上がってきているな♪
その他には、三浦しをんさんの『神去なあなあ夜話』(徳間書店)と、山田洋次監督で映画化するという、中島京子さんの『小さなおうち』(文春文庫)をパラパラ。
『小さなおうち』は再読ですが、映画化すると、きっと別の作品みたいになっちゃうんだろうなぁ(苦笑)
あれこれ物色して、購入したのはこの2冊。
ルーシー・モード・モンゴメリの「赤毛のアン」シリーズ最終巻。
『アンの想い出の日々』上・下 村岡美枝訳 (新潮社)
オビの文句によると、モンゴメリの死の当日に何者かによって出版社に持ち込まれたといういわくつきの作品。
「赤毛のアン」シリーズの最終巻ということで、『アンの娘リラ』以後の話も載っているとか…
う~ん、そんな本があるなんて知らなかった。本当?
これまで本国カナダでも、部分的にしか刊行されていなかった、詩や短編、ブライス家の語らいなどが収録されているらしいです。訳は、村岡花子さんのお孫さんで翻訳家の、村岡美枝さん。
様々な議論の余地をはらんだ作品集………と下巻にあるので、もしかしたらこれまでの「赤毛のアン」のイメージが壊れてしまうかも。
それでもやっぱり読んでみたいと思うのがファンなんですよね。
ゆっくり読むことにします。
女子会川柳、春休み中の「池袋ジュンク堂すわり読み」本の候補にします。
1時間くらい、店内の試し読み椅子に座っていても文句言われない。いいでしょ。一応、1時間経ったら、椅子は他の人にゆずって、店内をもう一巡り、買いたい本に巡り会うまで、何回でも座って試し読みができます。
近くの三省堂です。
最近ソファーが堅めの椅子になりました。長居し過ぎるひとがいるから?
ソファーのほうが詰めて座ることができて良かったのに。って、買ってほしいんですよね、本屋さんですから(笑)
近所にそんな本屋さんがあったらいいのに。
ちょっと遠い大きな本屋さんに行かないとないんですよ。
女子会川柳は笑えました。
みんな思っていることは同じなんだなと。
普段なら同僚や友達にグチとして聞いてもらうような内容も、五七五にまとめると、なんだかユーモアを感じます。
これも川柳の魅力なんでしょうか。
たまに立ち読み坐り読みを禁止して、ソファもイスも置かない方が売り上げが上がるような意見を聞きますが、私はそうは思わなくて、いい本はたとえ読み終わってしまっても買いたいと思うし、お客さんに買いたいと思ってもらうには、ゆっくり吟味する時間があった方がいいと思います。
それにそうした本とお客さんとの関係をお店側がどう思っているのかって姿勢は、自然とお店の雰囲気にも出ますしね。
まぁ、あくまで読む方の立場の意見なんですが(苦笑)