[純白の]
純白の花弁に薄紅散らし咲く
笹百合揺れる朝光(あさかげ)のなか 国夫
笹百合揺れる朝光(あさかげ)のなか 国夫
2007年に地域の短歌サークルに発表した私の歌です。
梅雨入り前の林でさわやかな風に揺れる笹百合の花に魅せられてカメラを向けていたころに詠ったことを記憶しています。
[上品]
6月~7月頃に茎の先に淡いピンク色の花を咲かせる球根植物で花言葉は「上品」。
日本特産の日本を代表するユリで群れて咲いているところではすてきな香りが風に乗ってきます。
控えめなたたずまいと楚々とした風情を見ると「日本を代表する百合」といわれることがよくわかります。
私をはじめとして、多くのファンを持つ野の花ですね。
私をはじめとして、多くのファンを持つ野の花ですね。
[希少]
もう一つの花言葉が「希少」です。
金沢市周辺でも本当の意味で自生しているササユリはめったに見かけません。
金沢市周辺でも本当の意味で自生しているササユリはめったに見かけません。
多くは地域の方たちや公園で保護されるなかで初夏の林に姿を見せてくれます。
種から開花まで5年から7年、条件が悪いところでは開花まで10年もかかるといわれています。
多くの地域で数を減らしていて絶滅危惧種として指定されている場合も多いです。
多くの地域で数を減らしていて絶滅危惧種として指定されている場合も多いです。
初夏の山里で揺れる笹百合の写真をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。