山里に春の訪れ ミズバショウとショウジョウバカマ

　　　　［「3.11」この日は忘れることが出来ない］
５年前の３月１１日、７０年生きてきて初めてみる巨大地震と巨大津波がテレビ画面からではあるけれど日本の東半分を襲い多くの人命を奪い去る光景を目の当たりにして身震いしました。
５年目を迎えた今日はテレビも新聞も東日本大震災とそれとともに起きた人類史上最悪の原発事故を振り返る報道が一日中続いています。
当然のことではあるし、そうでなければならないとは思いますが・・・、なぜか今日はその話題から逃れたいと天候が回復した金沢市南部の山里へとカメラを持って行ってきました。

　　　　［今春初めてのミズバショウの花が］

山里は寒くてまだ残雪のあるところもありますが・・・、今冬の記録的な暖かさのためかもう日の当たる山の斜面には雪がなくなってわずかながらですが青草が萌え出ています。
その新しい草をのんびり食べるニホンカモシカにも出会いましたが、びっくりしたのは「ミズバショウ」の花を見たことです。
自生しているものではありませんが民家の庭にある池で保護している数株のうちの一つですが、はやくも写真のような白い苞を見せていました。

　　　　［斜面にはショウジョウバカマが］

早春の妖精とも呼ばれる「オウレン」の花が咲く林の近くの斜面に紫色と白色の花が見つかりました。
これまた山里に春を告げる花「ショウジョウバカマです。
近くにはかない風情の山桜が数輪の花をつけるなど、山里はもう確かに春の訪れを告げていました。

3.11を契機に本格的に毎日更新を続けているブログ［写真師の新カメラ日記］。
今日は春の訪れを告げる花を写真二枚アップして更新です。



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金曜夜は「どいね☆原発」

　　　　　［「どいね☆原発」１８６回］

明日３月１１日は大地震・巨大津波による東日本大震災から５年目を迎える日です。
２０１２年には「一度過酷事故が起きれば手の施しようがない」という事故とその後を目のあたりにした国民から「原発は無くせ」という国民の声が澎湃と起こり、大震災からの復興とともに「被災者救援」「原発をゼロに」という人たちが国会の前に集まり、いつのころからか「紫陽花革命」という言葉で呼ばれた毎週金曜日の国会前行動が膨れ上がりました。
この動きに呼応して県内に志賀原発1・2号基をかかえる石川県でもネットの呼びかけから始まった原発ゼロ行動を続ける「どいね☆原発」グループの金沢駅前行動が２０１６年３月４日に１８６回目となりました。
明日の３月１１日は行動の舞台が北陸新幹線開業一年のイベントとの関係で開催できませんが・・・、また来週金曜日からはかなざわえき前での行動が続きます。

　　　　　［第２回　どいね☆原発　北電石川支店前行動］

この震災で人的被害は死者15,894人行方不明者2,562人となっています（2,016年警察庁発表）
これだけでも想像を絶するほどの大災害ですがこの地震や巨大津波に続いて引き起こされた世界史上最悪の人災でもある「福島原発爆発事故」は５年後の現在に至るも原因はおろか、事故を起こした原発内部の状態はわからず放射性物質汚染水などの処理に有効な方法も確立できない状況が続いています。また被災者の暮らしもひどい状態が続いています。
「紫陽花革命」という言葉で呼ばれた毎週金曜日の国会前行動が膨れ上がる動きに呼応して石川県内でも「志賀原発廃炉」を目指してネットの呼びかけから始まった「どいね☆原発」グループの行動は２０１２年７月から始まり行動場所は当初の北陸電力石川支店前から金沢駅前に移りましたが、切れ目なく続いています。
写真は第２回、北陸電力石川支店前の行動です。
私はこれ以後１８６回目までほとんどの行動を記録係として写真で記録し続けています。

明日は3.11金曜日、金沢市で原発ゼロ行動を続ける「どいね☆原発」の第２回目と１８６回目の写真二枚をアップしてブログ［写真師の新カメラ日記」更新です。



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飛翔する野鳥 ケアシノスリとキジ

　　　　［高浜原発　３．４号機停止の仮処分］
先ずは本日のビッグニュース「高浜３・４号機運転差し止め、地裁が仮処分決定 」（読売）。
福井県議の佐藤正雄（共産）は自身のブログ［福井県政に喝！］で「・・・稼働中の原発の運転の停止を命じる仮処分の決定は初めてです」と司法の再びの判断の意義とともにその影響も含めて発言しています。
大津地裁の仮処分決定については私はもちろん大歓迎、これからいろいろな報道もあるでしょうから当ブログではここまでで。

　　　　［珍鳥　ケアシノスリ］

何日ぶりだろうか、朝から快晴だった６日に夜明け写真撮影のついでに河北潟をバードウオッチング。
一回りしたもののコハクチョウを始め冬鳥の姿は北へ帰ったのか姿を見られず、ずいぶん淋しくなっていました。
帰路についたときに潟の岸辺沿いの電線に白い猛禽らしいの姿が、望遠レンズのカメラで見るとユーラシア大陸からの冬のお客様「ケアシノスリ」の姿が。
もう帰国のための長い旅に出発するころですがまだ残っていてくれたのですね。

　　　　［足元から飛び立つキジ］

ケアシノスリを見送って車に向かおうとしたとき足元からバタバタとカラフルな彩りの大型の鳥が飛び立ちました。
よく見ると「キジ」です、雄キジはそろそろ繁殖のためのテリトリー確保に動き始めたころで婚姻色も強まり、河北潟の畑地でよく見かけるようになりました。
慌てて撮った写真なのでブレがひどいのですが、キジが飛んでいる写真はなかなか撮れません。まあ私的にはそれはそれで好きな写真です。

今日のブログは河北潟で飛ぶ野鳥の写真二枚アップして［写真師の新カメラ日記］更新です。



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北アから能登の湖を焦がす 野党統一候補次々と

　　　　　［北アルプスからの夜明け］

昨日のブログで公開した「河北潟湖畔の夜明け」。
能登半島の付け根に広がる金沢市と内灘町、河北市と津幡町という四自治体に岸辺を接し、かつては汽水湖として豊かな水資源を誇っていた湖です。
１９６０年代後半からの大規模な干拓事業によりかつての４分の１ほどに縮まりましたが、現在も干拓農地と残った湖面は野生動物の楽園の様相を呈しています。
また湖面のはるか向こうには北アルプスから白山に至る大パノラマが広がる絶景の地でもある、私の大好きな撮影ポイントになっています。
６日は早春には珍しい好天となり、少し靄はかかっているものの槍ヶ岳や立山などの峰々が望めるだけでなく湖面にも映りこむ朝となりました。

　　　　　［湖面を焦がす朝焼け］

北アルプス立山と薬師岳の中間にある「針の木岳」あたりから姿を現した朝陽は上空を赤く染めてはるか遠くにある能登半島付け根の河北潟の湖面を焦がすように朝焼けの回廊を駈け下りてきました。

　　　［アベ政治を止める　野党統一候補が続々と］

私が地域に配達している日刊の「しんぶん赤旗」はもちろん、一般新聞の報道でも報道され始めています。
アメリカ従属と「日本を取り戻す」として戦前体制の復古へと暴走を続ける安倍政権を打倒しようと立ちあがった国民の呼びかける「戦争法廃止」の旗印で野党勢力は結集して参議院選挙を闘おうという願いが形を見せ始めました。
思い返すだけでも「熊本」「北海道」「長野」「山形」などで統一候補が具体的に動き始め、それ以外でも全国的に戦争法廃止の姿勢を明らかにした野党間で選挙協力についての話し合いが始まりました。

今日は河北潟の「焦げるような朝焼け」写真を二枚アップしてブログ［写真師の新カメラ日記］更新です。



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河北潟湖畔の夜明け 水鳥たちの目覚め

　　　　［目覚める水鳥たち］

昨日の夜明け前に目覚めて空を見ると晴れている。
大急ぎでカメラを用意して河北潟に、少し靄っているように見えたので水面に映りこむ朝焼けの撮影を狙って潟の岸辺へと向かいました。
小さな船着き場についたときにようやく北アルプスの峰からの明かりが湖面を闇の世界から薄明りの世界へと誘っていました。
小さな波止場ではカワウやヒヨリガモなど、この場で夜を過ごした水鳥たちが目を覚まし始めていました。

　　　　［船着き場の夜明け］

潟の岸辺の小さな船着き場に朝光が光の回廊のように届き、小さなボートに届きました。
河北潟の湖面を焦がすような見事な朝焼けの写真は、また日をあらためて公開しましょう。

今日は河北潟の夜明け写真二枚をアップしてブログ［写真師の新カメラ日記］更新です。



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デジブック 『スナップ写真展ｂｙ橘』

　　［人生初めての個展「ヒューマン＆ドキュメント」］

２０１０年に白山山麓の「吉野工芸の里」で一か月という長い期間で人生初めての個展「ヒューマン＆ドキュメント」を開催しました。
その時の出展候補作を含めてネットアルバムを作成、少し年月が経ちましたが初公開です。
感想などコメントいただければありがたいです。

デジブック 『スナップ写真展ｂｙ橘』


ネットアルバムをリンクしての今日のブログ［写真師の新カメラ日記］更新です
今日は午後２時から゜原発ゼロ志賀原発廃炉を求める３．６県民集会」に参加しました。
「どいね☆原発」行動記録写真や貯まっている写真データーの現像に追われ、忙しい日になり、困った時のネットアルバム頼りになりました。

金箔の衣を脱ぎ捨てた美女

　　　　　「金沢市武蔵交差点の美女」

金沢市の台所と言われる近江町市場前、武蔵町交差点で衣を脱ぎ捨てて街を見続けている金沢の美女です。
一年前に開業した北陸新幹線の影響でたくさんの観光客が訪れ行き来する交差点で向かい側に立つ美女と向かい合う位置にいますが、意外に見ない人も多いようです。
なにしろ歩道側からは後ろ姿しか見えないように設置されているから・・・。
３月の春を迎えて衣を脱ぎ、のびのびとした後ろ姿を歩道側に向けているので、前に回って撮ってみました。
なかなか彫りの深い理知的な美女ですね。

　　　　　［寒い冬は金箔のころもを纏って］

寒い日の続く冬季はキラキラ輝く雪吊りに似たドレスをなぜか頭から被されて春を待ちました。
雪の日もこの写真のような状態で窮屈な姿で春を待っていました。

今日は美女の写真二枚をアップしてブログ［写真師の新カメラ日記］更新です。



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願念寺の月 ねこねこやなぎ

　　　　　［願念寺の月］

奥の細道をたどる旅の途中芭蕉が金沢に入り、この地の弟子である小杉一笑の死を知り嘆き詠った一句
「塚も動け　我が　泣く声は秋の風」の句碑が立つ一笑の菩提寺「願念寺」は私の「しんぶん赤旗」配達区域にあります。
今朝の配達に出たとき願念寺の屋根の横に月齢２５．５日の月が浮かんでいました。

　　　　　［ねこねこやなぎ］

新聞配達終了後、天気が良かったので朝の金沢市南部の山里へ行ってきました。
冬は雪で通行止めの道路に轍の後が・・・。
用心しながら車を少し進めるとネコヤナギが芽吹いていました。
毎年この芽吹きを見ると「ねこねこやなぎ」しいう岸田衿子の詩が頭に浮かびます。

もうとっくに日付が変わりました。写真を二枚アップしただけですが４日のブログ［写真師の新カメラ日記］更新です。
なんだか忙しい１日でした。



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山里に春 オウレンの花 クロサンショウウオ産卵

　　　　　［金沢市南部の山里に春が］

雪どけが始まった山里の泉に春の訪れを告げるクロサンショウウオの卵が見えました。
産卵からまだ間もない真白な卵です。
泉の周りには残雪があり、カモシカやウサギなどの動物たちの足跡も残っていました。
雪に閉じ込められたような山里にも生命のドラマが始まりました。

　　　　　［オウレンの花］

水辺で春の到来を告げるのがサンショウウオなら雪どけの野で春を告げるのは「オウレンの花」です。
雪の解けはじめた林のまだ黒っぽい土、そしてときには残雪のなかに可憐に咲く小さな白い花を見ると「早春の妖精」とも呼ばれる所以が実感として感じられます。

［『戦争法の廃止』を実現できる野党統一候補の実現のために］
私の住む石川県の参院選挙区は一人区、自民党の現職に対して野党の統一候補の選定は混とんとしています。
石川県の日本共産党は中央の野党合意を受けて民主・社民両党、そして市民団体に自民の議席を野党が確保するための話し合いをよびかけています。
石川県も全国の動きに遅れること無く、変なこだわりを捨てて市民・県民が真に支援できる候補者を立てるために民主・社民両党が誠実に話し合いの席につくことを願います。

今日は春の到来が近いと告げる写真二枚をアップしてのブログ［写真師の新カメラ日記］更新です。
雪のなかでも山里は確かに春を迎えているのだと思う山里訪問でした。



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ネットもリアルも今日は全面臨時休業

　　　　　［春の所為かしら　漁港に高波］


特に理由は無いのですが、その気になれないので今日の「金沢の写真師」ネットの作業も街に出かけての「怒りの昼デモ」もそして散歩や写真撮影などのリアルな作業もすべて臨時休業。
長寿猫の「ビー子」とまったり過ごしています。
写真は日本海に面する小さな漁港の防波堤に襲いかかるような高波です。今日も荒れているのでこんな高波が次々と来ているのでしょうね。
また明日は、お相手お願いします。



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