HOTなおちゃタイム

保護猫八匹、21歳のリンをはじめとした楽しい日記をお読みくださいね。

こんな映画を作る国と戦争をしても勝てないといわせた映画「風ともに去りぬ」

2011-06-26 16:25:01 | 映画

今日はまるで梅雨が明けたような、からりとした夏日の名古屋です。

昨日は夜中でも寝室は30度

ついに眠れなくてシャワーをしたり、冷房したり・・

今日は眠いです・・

昨日、午前10時に映画祭ついに

「風と共に去りぬ」の登場です。

元ネガがないので、デジタル加工されてはいるけれど黒い部分が出ますとか・

でもとってもきれいでした

これがとっても戦前1935年(昭和10年)に、

アメリカで作られた映画とは思えません。

戦前、海外で上映された際にいろんな日本人も見たとか。

江崎玲於奈さんもごらんになってたとか。

エピソードには事欠かない映画です。

 単なる懐古趣味でなくて、

ほんとにすごい映画だと思うに尽きます。

 最初みたときに理解できなかったことの

いくつかが印象的なことがありました。

その1、まずタイトル

「風と共に去りぬ」って?

これは風、は「南北戦争」の意味

 

南北戦争によって白人中心の貴族社会が去ってしまった!と

いう意味なんですって。

スカーレットの前半の生活。

衣装はほんとにヨーロッパの貴族のそのものですね。

それに引き換え、黒人奴隷の生活の悲惨さの描き方。

これは高々150年まえの合衆国の姿なんですね~

抵抗がありました。

つぎはやっぱり、南北戦争の描き方。

駅舎に負傷兵が次々と運び込まれ、累々とけが人が並ぶさま!!いつの時代でも戦争は野蛮で残酷だ。

主人公が看護婦の手伝いをしているけれど。

負け戦の南軍には負傷兵が次々と運び込まれ

薬も医者も看護師もない!

ついに麻酔なし手足を切り落とす手術の助けのときに

「もういやだ!」と叫んで逃げだしてしまう。

戦争のみじめさ悲惨さを改めて感じるには十分でした・

たくましく、強く、美しい主人公そのおろかさ。

美しい映画です。

最後の名セリフ、日本語では、

本で「明日はあしたの風が吹く」とかいてあったのを

わたしは覚えています。

この映画では「明日、考えよう」になつてました!

 

母なる大地「タラ」、

最初と最後の美しいシーンに出てきます、

スカーレットのお父さンが最初

「たらは変わらないで、お前を守ってくれる。そのうちわかる」と言ってます、

今回その深い意味が初めてわかったような気がします、

アイルランドの移民のお父さん、

どれ位のつよい愛情がこの土地に注がれていたかですね~

いえ、南部の人たちは皆そういう思いで開拓して、

生きてきたのでしょうね。

そういう世界も「風と共に去りぬ」なんですね~

年を経てみる映画は名画であればあるほど、

みるものに、その精神状態に応じて与えるものが違うのですね

実感です。

手ごたえのある映画でした、

Gone With The Wind (Tara's Theme)-1939- Soundtrack - by SKY

読んでくださってありがとう

 

コメント
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