名古屋には「名古屋ボストン美術館」という
アメリカのボストン美術館から定期的に作品を貸与してもらう契約を結んでいる美術館があります。
ボストンにいかなくてもその収蔵品の一部がみられるんですね。
ボストン美術館は印象派のコレクションでも世界一でないでしょうか。
浮世絵のコレクションも本家の日本より充実してるといわれている素晴らしい美術館です。
でも貸与料が高くて、名古屋ボストン美術館の運営の大半は寄付によるといわれ、
この不景気は名古屋経済もご多分にもれず・・
美術館存続の危機がいわれています。
いつ行っても人が少ないのは不思議です。
PRが下手なのかな~
今回は
「恋する静物画、静物画の世界」
静物画が16世紀に絵画の独立分野を歩きだしてからの歩みの世界を、描き出してる絵画展です。
イヤ静物画の世界からアールニューボーの陶器の作品もすこし。。。
それまでの絵画は
宗教画(これが神のことを描くから一番ランキングが高い)
肖像画、歴史画、風景画とありその中から静物だけを描く分野が独立したそうです。
知らなかったな~
この展覧会の最初のおもなるテーマは≪トロンぺ・ロイユ≫
これはフランス語で「トロンぺ」は騙す。「ロイユ」は眼
目をだます。
すなわち「だまし絵と」訳してありましたが
私たちが一般に思ってるトリックの意味のだまし絵でなくて、
本物そっくりにかき、眼が本物と間違える静物画。ということのようです。
16世紀オランダで静物画は本物そっくりに描くことから出発
やがて印象主義の巨匠セザンヌやモネ、ルーベンス、マティスの手にっよて、
新しい表現に代っていく過程が展示されています。
でもそのテーマの割に作品数に物足りない気がします
いつもこの美術館で感じることです。
ゆったりと金山という繁華街の真ん中で、ひとが少ないので、ゴージャスナ優雅な気分にはなれます・
堪能した後、帰りは「ビッグイッシュ・日本版」の販売員さんのところにより、購入。
金山の駅のボストン美術館へ行く途中に「ビッグイシュウ」の販売員さんがおられます。
ビッグイッシュ―は月2回発売される雑誌です。
イギリスで、ホームレス支援のために考え出された雑誌です
300円定価そのうち、160円は売り手の利益になり、
それを販売してやがては自立できるようになるためのの手段の本です。
内容は時を得たレベルの高いもので、取材されている有名人もほとんど無償のボランティアで
成り立っているんです。
身近な販売所や詳しいことはこのホームページからご覧ください。
http://bigissue.jp/about/index.html
少しずつ無理のないレベルで助け合えるとうれしいですね、ちょっと気にして販売員から買ってあげてくださいね。
美術鑑賞の後、気持ちもゆったり!
バックナンバーも合わせて買いました・
オーランドブルームの号は地下鉄の中で読んでしまいましたよ。
色んなところに持って行って、みなさんにさしあげるんですよ。
中味を見ると、「この値段でこの内容は、雑誌としてもいいね^」って言っていただけます。
みなさんも覚えておいてくださいね。
読んでくださってありがとう。