みっっちゃんが週末から出かけるヨーロッパの東、クロアチアの北隣の国、
ハンガリーのお話です。
与党のフィデス・ハンガリー市民連盟が去年の3月
「子育て中の母親には、2票を与える」
という項目を憲法改正案に盛り込んだ。
選挙権をもたない18歳未満の子供の代りに、母親が投票するのを認めようというもの
ただし何人いても追加は1票。
ここ数年で政治のテーマは年金や社会保障が中心になり、高齢者の意見ばかりが通るようになってしまった。
「一人一票」の選挙では高齢者が増えれば、政治家はその声を重視しがちだ。
今の受益者が優先され、痛みを伴う選択は先送りされる。
将来のことを考えるのには若い世代の声を反映させなくてはいけないというのがその言い分。
野党の「新しい政治の形」のアンドラー酒・シュッフェル議員(40歳)の言い分
「将来世代が代表されていないのは事実だが、選挙のルールを変えて声を反映しようというのはおかしい。
有権者は平等だ」
で、郵送アンケートで全有権者に問うた。
結果4分の3が反対。
オルトバン首相は、「母親にもう一票」を断念した。
「今の政治の決断が今は投票できない将来の世代の負担となる可能性が大きい
これは民主主義の最大の疑問だ」
ハンガリーの社会分析が専門のロバート・ガル博士はいっているそうだ。
これハンガリーだけのことではありません。
お隣の国オーストリアでは16歳から選挙権が認められています。
日本でも年齢別選挙の検討もされているそう
でもこのような問題
例えば、
1、日本の消費税率上げの問題。(社会保障、年金の問題とからまってますね。)
2.原発再稼働の問題。
3.大震災がれき処理の問題
4.沖縄の基地の問題。
などなども同じでないでしょうか、
はいってくるおかねが50兆くらいで、出ていくお金が90兆の日本の国家会計。
社会保証は厚く、年金をいただいて、消費税はそのままでは、うまくいかないと思うのですが・・
社会保障のレベルを維持しつつ、消費税を20%にしても改善は見込めないという試算もあります。
ドジョウ首相が未来の世代につけを残さない不退転の覚悟とかで税制改革の法案を提出しますが・・・
その借金やいろんな問題をを60年もたまるだけためた党の、
今は野党の
張本人たちが、「解散総選挙で国民の信を問え」っといっても、しらけるだけなんですが・・
それとも、それくらい国民は目先のことだけで文句をいってる俺達に勝ち目あり、次世代のことまで、考えてないというのが現実なんでしょうか・
この問題はそう簡単な特効薬はないとおもうのです。
フランスに比べれば日本の公務員の数ははるかに少ない。
フランスは失業対策で公務員を増やしたからです。
身銭を切れとかいう論理の公務員の数を減らすということすら、そういうデメリットも増えることもあるんですね、・・
スイスでは10年以上前、交通信号をつけないままでした。
スイスは山国で資源がなく、大企業もないんです。
ですから、小さくて、価値のある時計工業が発達したんですね。
長いことほかの国に出稼ぎにでかけていたんです。
フランス革命のとき雇われスイス兵の勇敢な活躍で、いまでもその功績の碑がバスティーユ広場たっています。
だから信号をつける費用で何人かの警官が雇えるという理屈で、。
信号がなかったんです。
日本のような、自動車産業のオートメ化すればそれによって従業員が減るという論法で
イギリスの車産業は近代化が遅れは没落していきました。
滅びゆく大英帝国・・・大幅な産業合理化、人員整理をして大きなスト、反対勢力の弾圧という物議をかもしだし、
イギリスの経済は立て直したけれど
最後EU加盟はイギリスに利益なしとして公言し、引退に追い込まれたのはサッチャーさんです。
日本においても、自分ところに基地、瓦礫はいやだと反対の数の多い方にながれます。
それが民主主主義
原発や消費税は日本の人はどう選択するのでしょうね。
今日の朝日歌壇にこんな歌を見つけました。
公魚(わかさぎ)つるは可 食うは不可というセシュウムのきて湖さわがし
(前橋市)萩原葉月
山積みの瓦礫そのまま放置されエゴも支援もかなしきニッポン
(岩手県)山内義廣
皆さんはどんなふうに考えられますか・
よんでくださってありがとう