一昨日感動する判決文を眼にしました。
「原発の運転停止で多額の貿易赤字がでても。豊かな国土に国民が根をおろして生活してることが国富であり、
これが取り戻せないことが国富の喪失だ」
と
大飯原発再稼動差し止め判決理由を結んだと・・
樋口英明裁判長が「大飯原発の安全技術と設備はぜい弱なものと認めざるを得ない」と
地震対策の不備を認定し運転差し止めを命じた。
大事故ほど混乱で思うような収束は難しいと指摘した。
そうなんです。
先日、A新聞のたぶん特ダネ。
事故当時の責任者の吉田所長の書簡で発表されずに東電が隠してていたこと。
★所員の9割が所長命令に違反して、約10キロ離れた第2原発に避難していたと
★初動時、動転して、適切な安全行動がとれなかったこと
先日韓国の船員が避難誘導しないで逃げ出していたことと重なる
命がけというのはたやすいが、原発事故の実際の行為はこれが仕方ないことかも・・
原発のあり方について、
「優先すべきは生存にかかわる人格権である。
発電の一手段でしかない原発は
原発の稼働がコストの低減につながる」といった電気代と住民の安全をどうれつに考えるべきでない」と指摘。
安全性を確保できなければ原発を運転すべきでないと判断した。
国破れて山河あり
城春にして草木深し
という中国の最高詩人杜甫(712ー770)の詩。
国(政治)は滅びても、山河が心を癒してくれるとも読めますね・・
私はこの大飯原発再稼動差し止めの判決をききながら、この詩のことをおもいました。
山河さえあれば、、
わかりやすくいうと国の幸せというのは庶民の生活にある
庶民の生活を犠牲にするような可能性のある原発は、ほかの方法をとるべきだと
言ってるとおもいました。
ちなみに福島のとき、最悪事故の放射能からの避難計画された250キロとは、もちろんのすむ名古屋も入ります。
はっきり言って逃げられません。
福島事故を起こした日本が原発を持つ意味とはなにか?
その資格はあるのか、改めて考える必要があるよね。
だって、その教訓が生きてないのでないかな
ヒロちゃん、
連れて逃げるところありませんよ
そのままでいようね。
豊かな国とは?
原発250キロに当たらないところは日本であるのかな
その時あなたはどうします?
読んでくださってありがとう