まだまだ春のような日差しの今日です。
いつも余りテレビは見ないのですが。
偶然朝11時コロ目にした番組
「恋する百人一首」
昔は実家ではお正月に百人一首で遊びました
小さいときな坊主めくりなんぞもして遊びましたよ
で、見てみました。そしたらそしたら・・楽しい
現代に置き換えたドラマありで
NHKで昼間からいいのかな。。という番組に仕上がってます(再放送でしたから・・実際は夜ですね)
案内人は山口仲美先生で
恋の旅人が大久保佳代子・壇蜜さんで
自分の恋愛経験などと照らし合わせてストレートな感想など・・
わくわくどきどきしてしまいます。
女性だけのお話。男性が入るとこうはいかないだろうなあと思ったりです。
第一回は「ベッドイン」
紹介されたのはベッドインの翌日に送った歌。
「逢い見ての のちの心に くらぶれば 昔はものを おもはざりけり」<権中納言敦忠>
<あなたとの逢瀬で愛を交わした後の恋しく切ない気持ちに比べれば逢う前はなにもものおもいをしてなかったのとおなじだったよ>の意味
この歌の作者、彼の母は、平安貴族のプレーボーイ在原業平の孫
その血をついでか多くの女流歌人との贈答加歌が残る恋多き男性だった。
さらに説明には逢うは現代違い、男女関係を結ぶという重い意味を持ってるとあり。
この歌は女性と初めて愛を交わした後、自宅に帰ってすぐ女性に送った後朝(きぬぎぬ)の歌
瀬を遂げたあくる日には男性は必ず女性の元にこうした歌を届けるのが慣わしでしたと説明があります
そして平安時代の恋愛のお作法と説明があります
1恋のやり取りはうわさから。
2、男性から女性へ歌を送って気を引く
3女性は断ってじらすのがお約束
男性はあきらめずに歌を送る
5ついに女性からOKの返事男性が女性を訪ねてベッドイン
平安時代は一夫多妻制
結婚と離婚のシステム似ついても説明があり、男性が通ってこなくなると離婚ということになると・・
(これは大変だよね)
平安時代の一部の貴族の世界のことだけれどね
今から千年も昔のこと
でも現代だと妙に生々しくなりますね。
しかし、いくつになってもエレガントに恋することが必要なのね。
こんな楽しい番組です
毎週月曜日午後9:30分から再放送もありますよ
楽しんでみてくださいね