名古屋ボストン美術館の絵画展を見てきました。
浮世絵名品展「鈴木晴信」
名古屋ボストン美術館は美術館自体の収蔵品を持つことなく
アメリカボストン美術館の姉妹館で、収蔵品を借りて
展示する日本にいながらにしてボストン美術館の収蔵品が見られる日本唯一の美術館です。
集客力も落ち
借り賃が膨大になり
又寄付金も予想を下回るようになり
18年度で閉館されます。
その最後近くにこの浮世絵展です、
ここをクリックしてね
ボストン美術館は世界一の浮世絵コレクションを
持っているのです。
特に鈴木晴信は600点以上を保有して
日本にはほとんど残っていないのです。
鈴木晴信の作品は8割が海外にあり。
日本で展覧会をするのが最も難しい浮世絵師といわれています。
オマケに今回は貴重な初公開の作品などもあり。
美しい美人画・錦絵と呼ばれる綺麗な多色づりの
浮世絵に
この美しいものなら外人さんたちも喜んで鑑賞、コレクションしたくなったんだろうなあと思う作品でイッパイです。
40歳でなくなって鈴木晴信の作品自体は北斎などに比べると少ないらしいんですが・・
その人気は死後も続き、
錦絵などの画風は歌麿、鳥居清経などに引き継がれていきます
今回始めて公開される作品もあり
この貴重な浮世絵がたっぷり見られるのは
ほんとに満足の行く作品展です。
また日本人として自分の国に
彼の作品が無いのは残念でもありますが・・
未だこの後阿倍野ハルカスや、福岡で展覧会があるようです。
動画を見つけました
ごらんくださいね
ボストン美術館浮世絵名品展 鈴木春信
日本のよさをモット大事にしないと
浮世絵の2の舞になり
海外に流失してしまうかもしれませんよね
それは人・物・日本古来の伝統行事・等日本の文化も
そうかもしれませんね
そんなことも感じる展覧会でした。
読んでくださってありがとう