信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

村祭り

2007年10月07日 11時39分43秒 |  日記
10月の第1週の日曜日はこの住んでいる地区の中新田の村祭りである。
日頃農作業に出ている農家もお休みでお祭りに参加する。
道路は通行止めになり、お神輿や長持ち、原村よいしょ踊りなどが練り歩く。

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すぐ傍のJAの広場と津蔦神社でイベントがあり、豚汁や振る舞い酒をいただきながら楽しむ。
日頃限られた人にしか接していない2匹の犬は人ごみの中で意外や、子供やお年寄りにひっきりなしに可愛い可愛いと声を掛けられ、人気者になった。
農村ではミニチュアダックスフントは珍しいので、それに応えて犬達も愛想を振りまいている。
お陰でお神輿などをみている暇はなく、犬に触らしてと取り巻く子供達の対応に忙しかった。
引越して半年以上経ったせいもあり結構知り合いが増えて、お祭りの輪の中に居る自分が居た。

その後いよいよ秋晴れの中の長時間の散歩に出かけた。
今日は歩くぞ!と覚悟して犬たちにも途中でばてないように良く言い聞かせ、エコーライン沿いからだちょう牧場、から林間コースを歩き、途中引き返せないところまで歩いていたら、まるで原村ではない景色になり、蓼科の山の中を歩いている錯覚だった。

一昨日3個目の新調した歩数計は2時間余の歩行で、12,000歩であった。
夕方自宅に帰ったところへ大泉のUさんの奥様から電話が来た。
良かった、良かった、留守でなくて・・・・。
ここ暫く音沙汰ないので元気かどうか心配して下さった。
私も丁度菊作りが一段落して、余裕が出来たためUさんご夫妻が恋しくなっていたところだった。
紅葉の山を一緒に歩こうと約束したが以心伝心の電話で心が温まった。

その後くたびれて寝てしまった犬を置いて、暫く訪れていない林の中のお茶屋さんのぱんさんのお茶へ出かけて休息をとる。
このお店の奥さんと中央林間時代から手紙のやり取りをしていたので
店に入ったとたんあらぁ元気だったの?と言われてしまった。

長話をしている途中で、Aさんと言うトマトの会という犬猫の避妊手術の資金援助をしているボランティアGの代表者の方を紹介された。
来週末フリーマッケットをするので物資の寄付を約束した。
丁度原村へ越してきて、これまでの会社勤務をしていた洋服が不要になり、極く限られた服しか着なくなった。豊富なバッグも使わない。
資源ごみは衣類しか出せない。バッグは燃えるごみになってしまう。
あんまりだと思い、しまい込んである。
フリマでは最後まで売れ残る物はないという。
誰かが有難く使ってくれる。
良い人にめぐり合ったと、今日の日の運の良さを感謝した。
明日は雨の予報だから、フリマに出す品物の整理をしよう。
3連休でどこも観光客で一杯だ。
温泉行きは諦めよう。

今日も爽やかな空気の中で一日中動き続けた一日になり、疲れが夕食後にはどっとやって来た。

今朝読んだ新聞の中に、週に1回載る田舎で暮らすという記事があった。
北海道の下川町に移住したはた万次郎さんの文章で、仕事も暮らしも背伸びをしたら失敗する。
自分の身の丈にあった暮らしと好きな仕事を実現するのが田舎の暮らしで、それを助けてくれるのが町の周囲の人と自然のお陰であると書いているのにとても共感した。