昨日足を痛めて歩行困難となり、湿布をして早寝した。
朝起きたらもっと腫れているかも知れず、念のため、原村近辺の病院をネットで調べて寝た。
ところが朝恐る恐る歩いてみたら、痛みを感じないし、昨夜以上に腫れていないし、病院に行かずに済んだとほっとした。
お向かいの登美子さんが自分の家で栽培している、トルコ桔梗の花束を抱えて持ってきて、有難く頂いてしまった。
その後、朝食前に、今度は大家さんが何と蜂蜜を一升瓶でプレゼントしてくれた。
煮物でも漬物でも料理には何でも砂糖の換わりに使えば、健康食品だから体にいいと。
何と太っ腹なこと、高価な蜂蜜は大瓶でも一年に1回しか買ったことがない。
息子からはCDと旅に行ったお土産を届けるとメールが届いた。
私が怪我をしたことは誰もわからないのに、今日は次々と嬉しい頂き物をして、不幸な自分が
ちゃっかりとうきうきした人間に早代わりした。
皆さん本当に有難う。嬉しいです。
外は秋晴れの暖かい日差しのため家に篭るのも勿体なく、といっても
足が無理できないので、庭に出て草取りをする。
朝から惰眠を計画していた犬たちは庭から呼んだら、大喜びですっ飛んで出て来た。
お昼まで私の庭での作業の間、彼らは広い花壇や畑の中をそれぞれに、尻尾を振りながら歩き回り、上機嫌で楽しんでいた。
私は半年前までの都内の某企業のオフイスビルの中で、太陽の光を浴びることもなく、朝夕は地下鉄で通勤していた。
一昨日の原村の健康祭りで、骨密度の測定をしたら、86%であり、年齢並みに骨密度は減少していた。
これはショックであり、食事や屋外での太陽の光を浴びないと、減少率はもっと上昇するかもしれない。
そのようなことを草取りしながら考えていた。
午後から鍬を買いに富士見町の鉄木堂へ出かけた。
夏知り合った八ヶ岳山麓おらが山里ネットワークの事務局でもあり、
建築屋さんでもあり金物屋さんでもある。
本物の一生ものの値打ちのある道具を売っている。
お店に行ったら、前回の会合の時に一緒だったフルート奏者のIさんや
K建築士方と顔を合わせ、一緒にコーヒーをご馳走になる。
オーナーの両角さんはUターン、それ以外の3人はIターンである。
これまでの自分のネットワークにはなかった世界の皆さんの話を聞き
心がどんどん潤っていく。
たまたま鍬と鎌を買いに行ったのに、ここでも貴重な有難い時間を過ごさせて頂いた。
帰りにはまた痛み始めた足のために、モミの湯という村の温泉に入り
しっかり温まって帰宅した。
遠く離れた土地で寂しさを味わうより、今日一日の幸運続きの一日からの幸せな気持ちをもらい、神に感謝した。