今日で菊作りのお仕事が終了した。
6ヶ月前に始まり、何をやっているのか、意味もわからず指示されるままに菊を相手にその成長を見てきた。
不安な気持ちで仕事を引き受けたが、いつの間にかお彼岸の出荷に向けて生活リズムはすっかり出来上がっていた。
わからずに体が動くままにやっていた作業も、段々わかって来て面白くなってきた。
ピークのお彼岸のあのすさまじい働き方といったら、あれを思い出すと何でも怖いもの知らずになった気持ちがある。
9月が終わり10月になり半月、仕事は休みになった。
落差が大きく、腑抜け状態になり、暫く体も気持ちも毎日落ち着かなかった。
10月下旬になり、来年植える苗を掘り起こし、植え付けの準備をした。
アネモネのハウスも冬支度に備え、温かい秋の日差しの今日の午後、仕事はすべて終了した。
土とともの初めての仕事にこの半年の苦労を思い出したが、通常では経験できない仕事をするチャンスに恵まれ、考えた数100倍もの勉強が出来た。
悲しみを味わい、感傷的になったが、明日からは新しい職場で働く。
新しい経験が出来ることを考えると、別に原村から引越ししていなくなるわけではないし、まあ車通勤になるから交通事故にだけは注意しよう。
I社長夫妻、半年間、ご指導有難うございました。
とてもとても、親戚以上に大事にしていただいたと思って感謝しています。漣