信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

よれよれ、へろへろ

2010年03月02日 23時23分43秒 | Weblog
3月1日から勤務先の診療部門が紙ベースのカルテから、電子カルテに変わった。
準備は半年も前からプロジェクトが密なる会議を重ね、デモを行い2月が終了した。
同時に健診部門もこれまでの健診システムから新しいシステムに入れ替わることになり
両システムを導入し2月はほとんど、時間外勤務でその演習をおこなってきた。
と言っても架空のからのシステムであるからどのような動きをするか
その先まで繋がらないので、実際に患者や健診受診者が来てからが立ち上がるのである。

3月1日は恐かった。
実際に動くのか。
エラー続出にならないか。
自分達がスムースに使って日常業務をこなせるか。
システムが変わると同時にかかわる帳票類も全部変更していく。

何と言っても眼が慣れないのでどこになにがあるのか時間がかかる。
1日は少し早く出勤し、準備態勢に着いた。
受診者も絞込み、混乱を防ぐため少ない人数で一日を流した。
システム会社の社員も動員され、あちらこちらに配置され、物々しい雰囲気になった。
2日目のほうがエラーが発見され作業はブツ切れ状態で担当者は呼び出され、追いつかなくなった。
様々な複雑な機能にリンクされるはずが、その場でストップし入力不能になる。

夕方まで及んでもまだまだ山積み状態の課題が残された。
2つのシステム会社の繋がりも良くない様で、これは動き出さないとわからない問題である。

2日間新装開店なる動きをして、精神状態はヘロヘロになった。
帰宅してから夕食後、炬燵で眠くて眼が開かない。
何とだらしない自分になったのかと霞んだ頭で、夜中に及んで正気を取り戻す。

ボールペンの換え芯がひどく早く交換せねばならないほど文字を書く毎日だったが、
電子カルテに変わり紙がなくなり、文字を書く場面が僅かになってしまった。
老後は美しい文字で手紙を書きたいという願いから又1歩遠ざかっていくのである。