18時、仕事が終わり外へ出たら雪が降っている。
駐車場まで風混じりの雪を避け傘をさし歩くが、いつもより気温が大分低く、手がかじかんだ。
車はすっぽり雪で囲まれ、雪を払い落とし走り始まったが、途中から国道20号線は渋滞が始まった。
どんどん雪はフロントガラスに吹っかけるが風であおられ渦を巻き目が回る。
ここは北海道の原野か?
と思うほどの横殴りの雪で段々前が見えなくなってきた。
温度差でガラスは曇り、渋滞でのろのろ状態だし、なかなか進まない。
諏訪から茅野を抜け原村に入るまで2時間近くかかった。
日頃30分で到着する距離だが、この横殴りの雪は初めて見る異常さである。
恐怖感が出てくる。
原村に入ったが、雪が積もり道路の境界の見境がつかず、吹き溜まりがあちらこちらで小山になっている。
走っているくまがないため車のわだちもなく、車はハンドルを取られ、危うく横滑りをしそうになった。
恐い!
新車で4輪駆動で北海道仕様の冬タイヤであるのにガタガタ横揺れする。
ハンドルを握り締め標高1150㍍の自宅まで駆け上っていくが、今日はこんな高原地帯であるために積雪が違うのを思い知る。
家の前の道路は上り坂で新雪のため車が進まない。
明日はどうなっているのだろう?
外では更にごーごーと唸り声を上げ雪が吹雪いている。
雪が吹っかけてくるので窓が開けられない。
家は風で揺れ、テレビのアンアテナが飛ばされやしないか、心配だ。

既に50センチは積もっていた。
2時間以上かかって家に到着し、明日の出勤が危ぶまれ、あらかじめ上司に電話を入れた。
すると、ここでは30センチや40センチの雪は珍しくないので、明日は気をつけながら是非出てきてくださいと云われた。
上司の住んでいる諏訪とこの原村とでは積雪は雲泥の差である。
危機感を感じられないのであろうが、こちらは命がけである。
仕事に対しての責任感は人一倍強いつもりだが、この状況は別である。
何が何でも出て来いといわれ、素直になれない気分だ。
もし事故になったら、誰が責任を負うのであろう。
唸り声を上げながら吹雪く雪に恐怖を感じ、明日の雪掻きを思いながら早寝することにしよう。
駐車場まで風混じりの雪を避け傘をさし歩くが、いつもより気温が大分低く、手がかじかんだ。
車はすっぽり雪で囲まれ、雪を払い落とし走り始まったが、途中から国道20号線は渋滞が始まった。
どんどん雪はフロントガラスに吹っかけるが風であおられ渦を巻き目が回る。
ここは北海道の原野か?
と思うほどの横殴りの雪で段々前が見えなくなってきた。
温度差でガラスは曇り、渋滞でのろのろ状態だし、なかなか進まない。
諏訪から茅野を抜け原村に入るまで2時間近くかかった。
日頃30分で到着する距離だが、この横殴りの雪は初めて見る異常さである。
恐怖感が出てくる。
原村に入ったが、雪が積もり道路の境界の見境がつかず、吹き溜まりがあちらこちらで小山になっている。
走っているくまがないため車のわだちもなく、車はハンドルを取られ、危うく横滑りをしそうになった。
恐い!
新車で4輪駆動で北海道仕様の冬タイヤであるのにガタガタ横揺れする。
ハンドルを握り締め標高1150㍍の自宅まで駆け上っていくが、今日はこんな高原地帯であるために積雪が違うのを思い知る。
家の前の道路は上り坂で新雪のため車が進まない。
明日はどうなっているのだろう?
外では更にごーごーと唸り声を上げ雪が吹雪いている。
雪が吹っかけてくるので窓が開けられない。
家は風で揺れ、テレビのアンアテナが飛ばされやしないか、心配だ。


既に50センチは積もっていた。
2時間以上かかって家に到着し、明日の出勤が危ぶまれ、あらかじめ上司に電話を入れた。
すると、ここでは30センチや40センチの雪は珍しくないので、明日は気をつけながら是非出てきてくださいと云われた。
上司の住んでいる諏訪とこの原村とでは積雪は雲泥の差である。
危機感を感じられないのであろうが、こちらは命がけである。
仕事に対しての責任感は人一倍強いつもりだが、この状況は別である。
何が何でも出て来いといわれ、素直になれない気分だ。
もし事故になったら、誰が責任を負うのであろう。

唸り声を上げながら吹雪く雪に恐怖を感じ、明日の雪掻きを思いながら早寝することにしよう。