信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

おひとり様の定期かたづけ

2010年03月07日 18時14分57秒 | Weblog
この2日間の週末は悪天候で雪に降られて終わる。
3月になり春が待ち遠しく、チューリップや水仙の芽が僅かにのぞき始めたと、
大発見したがそれも虚しく冬に舞い戻った。

庭に続く畑はヤット黒い土が見え始め犬達が泥足で戻ってくるのを押さえつけ、足を洗い
家の中に入るのを許可するが、この2日間の雪で犬達は好き勝手に縦横無尽に駆け回る。
嬉しそうに全身雪だらけになり戻ってくる。

金曜日の午後いつもどおり健診後の保健指導を行なったが、その中にとても我が業界では大先輩の偉い方の指導を行なった。
と言っても後でわかったことで、長野県に住んで間がない自分はこの道は知識がないもので
向き合って話している内に、ご自分の私生活の様子や、忙しい生活のため食生活が乱れていることなどが出て来て、一人の生活は駄目ねぇなどの会話に明け暮れた。

自分も今は一人の生活であり、上野千鶴子さんのおひとり様の老後などが話題になり、
家に戻ってきてから部屋を見渡し、あら、いつの間にか又物が増えたわ・・・・と反省する。

とてもきれいにして片付け魔だと思っているが、人間死んだらごみが出ると言う説をいつも
教訓にしているから、きになるのかもしれない。
シカゴから帰任した息子が荷物が届きダンボールのために部屋が1個物置になったと言う。

それも数年前に信州へ移住する際経験して、ちまちま整理して捨ててきた。

雪が降り続き外へ出る用事がないため、今日は部屋の片付けに廻った。
案の定、犬の子守をしながらあっちへ行きこっちへ来てははかどらない作業が続き
それでも時々決心しては、人間死んだらごみになると自分に言い聞かせ、夕方やっと
ビフォー、アフターの区別が出来るくらいに片付いた。

今週は駒ヶ根の収容所で訓練中の娘が戻ってくる。
今朝の朝日新聞に海外ボランティアという選択、世界のために私が出来ることというタイトルで1面記事が掲載された。
JICAボランテイア派遣者と経験者の座談会の記事だがこれを読んでムスメのこれからが少し理解できた。
勿論、訓練前に頂いた資料やムスメのブログからも訓練中の生活の中身は把握できたがそれはごく一部で、はなはだ親としてはお粗末な知識でいる。
現在派遣中の2,500人の中に入り、24日には西アフリカに派遣されていく。
今週帰宅しても、忙しく碌に家に居ることはなく、あちこち飛び回り、2年間離れる友人達
に挨拶し、自治体に挨拶回りし、何だか自分のこれまでのムスメとは様子が変わってきた。

いよいよ子離れかぁと思いながら、台所を片付ける時間は頭が冴えわたった。
子供の心配をする年齢ではなく、むしろ子供達から逆に心配される立場に廻ってきたため
この離れている2年間が自分の正念場になってきた。
あぁ、老け込んではいられない、認知症予備軍などとふざけていられない。

雪はまだまだ降り続いている。
写真はお昼頃の様子だが、車の上に積もった雪は更に増え、雪下ろしをせねば明日はエンジンがかからないことになる。