信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

栗の季節

2011年10月07日 23時19分34秒 | Weblog



昨年1度連れていって貰った小布施に、今度は一人でじっくり行ってみたいと思っていたが
1年経ってしまった。
もう栗が出回ってきた。
いけない。
あの場所は混雑してくる季節だ。
と思って3連休がやってくる前に今年の溜まった休日出勤を消化しようと代休を取った。

お昼前に現地につかねば車の止める場所がなくなる。
家から現地までは約2時間かかる。

東京から来る人たちのことを考えればずっと早い。
と思い、中央道を突っ走るがお天気が良く、松本平を過ぎると田んぼの稲刈りが終わり
黄色に変わった景色は日差しが暖かなのでとてものどかな秋の景色になった。
ああ、信州はイイところだと景色を眺めながら想う。

お昼に小布施に着いたが既に車が列をなしており、うじゃうじゃと人が歩き回っているのが目に入った。
まずい、遅いじゃないか、と焦る。
駐車場を探し栗菓子、栗おこわの竹風堂の駐車の列に加わった。

眼に入るは誰もかも中高年の女性の軍団。
リボンを付けているから何とかツーリズムかもしれない。

食事処もお菓子や栗おこわを買うにも人混みでそばに寄れない。
この観光地は女性客で景気を支えているのかもしれないと思う。

兎に角今回は歩き回ろうと履きなれたイージートーンのスニーカーとリュックを背負い
小布施の家の軒先からよく手入れされた庭を見せて頂いた。
午後の3時頃になると団体客が姿を消し急に街並みは静かになる。
空気も冷えて来た。

あちらこちらを歩いて気に入って買ったものがもちろん栗おこわと
(もう新栗になった)山野草のイワシャジンと
形の良いお椀とてぬぐい。
イワシャジンは見つけたときは涙が出るほど嬉しかった。
標高が高い原村で育てるのは問題ないと言われた。
新しく我が家の宝物になる。

やはり観光地は早く家を出発し、身軽な格好と靴が大事なポイント。
よく歩けば大体の地理は覚えられる。
もう1度行けば満足できると思うのでまたいずれ…。
日頃の仕事の疲れはこれですっきりした。