信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

野菜まみれ

2013年07月12日 23時02分00秒 | Weblog
今週初めは、数日だけの出荷のお手伝いと、軽い気持ちで
臨んだ仕事だが、オーナーの奥さんが折から体を壊してしまい
初心者の私でも助っ人になってしまった。
と言うことは、朝早くから毎日通勤している。
今週はもう5日目になる。

カシスとブルーベリーとブロッコリーを生産している農家なので
季節を通じて主にブロッコリーを毎日出荷している。
訳がわからないままに、作業をしたが、ブロッコリーの出荷の要員になり
毎日続けていると要領も取得して、作業のテンポも速くなりもう辞められないな
と言うのが今の本音だ。

  

スーパーで高いとか言いながら手に取り判断基準もいい加減で買っていたが、
仕事をしていると品質で秀とかランク別にするので手に取った瞬間、このブロッコリーは
とわかるようになった。
急に気温が高くなり、畑には一日長く置いては品質が落ちるので、収穫するヒトと
出荷の作業に回るヒトに分かれて時間作業だ。
朝は畑では4時半に収穫し、7時過ぎ頃から箱詰め作業し、集荷場に10時半には午前の部を
トラックで運んでいく。
午後は一休みして夕方もう一度、出荷する。
野菜は収穫したら日に当てられないので、出来るだけ早く腐っている部分や虫や大きさや
枝葉を取り除き箱詰めにする。

オーナーは昨年は1,000箱出荷したが今年は3,000箱出荷目標にしていると言う。
素人としてはさっぱりその量は見当がつかない。
1箱に20個のブロッコリーを詰めるが、それ以上は計算できない。

ただ、なれない仕事で段々立ちっぱなし、同じ動作の繰り返しで包丁を持つ右手にまめが出来
足は筋肉痛がやってきた。
けれど楽しい時間になっている。
今日は、オーナーのお友達が夏季の長期バカンスで日本に来たが、
異業種体験だと言いご夫婦で午前中一緒に仕事を手伝った。
フインランド人で、いまはスウェーデンに住んでいるがとてもフレンドリーで、冬はストックホルム
より原村のほうがずっと寒いと言う。

先日収穫したカシスを入れて夕方パンを焼いたが病み付きになるほど香りと味が、 贅沢で真に美味しかった。