燃ゆるとき

1/15（水）
最低気温9度最高気温19度だったそうな。春の陽気。コートを持たずに外出。
大正解なり。

丸の内東映にて【燃ゆるとき】を鑑賞。最終回、2割程度の入り。中年サラリーマン多し。【プロジェクトＸ】だな、これは。
類似に西田敏行の【陽はまた昇る】があったな。あれはビクターのＶＨＳだった。
お話は日本企業（カップヌードルの日清食品）の艱難辛苦を超えた成功譚であるが、如何せんチープな舞台装置と過剰な演技、平坦な演出で面白くもなんともない。
ＴＶの2時間ドラマのほうがよっぽど良く出来ている。
展開も先々まで読めて欠伸をかみ殺してシラけていると、大ラスの中井貴一の芝居に不覚にも落涙してしまった。
その誠実な演技（人柄・役柄）にこの駄作は救われたのだ。
映画にスターなど不要と断言するものもいるが、こうした効用もある。