Il film del sogno

現実逃避の夢日記

宝台樹スキー場

2006-02-21 02:07:00 | 日記
1/19(日)
群馬・水上、宝台樹スキー場にて遊ぶ。
噂のみ聞いてはいたが、初体験。
11:00近くにスキー場到着。
晴天、無風、気温3度、混雑なし、と良いことずくめ。
受付で半日チケット(3000円也)を買おうと並んでいると、中年女性が寄ってきて『これから帰るのですが、一日券買いません?』と良くあるお誘い。
2000円にて購入しリフトへ。
初・中・上級のゲレンデ配分もよく雪質もまぁまぁ。
フリース一枚に上着、帽子・手袋・ゴーグルなしで心地よき滑走。
5時間ミッチリ滑って、水上温泉街の旅館に一泊。
温泉に浸りああ極楽。

近所のすし屋で夕餉。
客はわたくし一人。
親爺はビール片手でほろ酔いだし、孫(3歳ぐらいの女の子)は店の中走り回って、まぁ商売っ気なし。
親爺と談笑。
『日本橋三越前の老舗すし屋で10年修行してた。昭和33年だよ。』
唐突に右翼の大物と知り合いだなんて言い出して、頭山満や大川周明・北一輝、下って野村秋介を論じていた。
適当に相槌打って聞いていたのだが、記憶の底にあった一首を突然思い出した。

【さだめなき世なりと知るも草莽の
   一筋の道 かはることなし】
野村が自決前に残した辞世の句。
憂国の士はニヒリストでもありました。


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失踪日記

2006-02-21 00:25:00 | 日記
1/20(月)
オリンピックの総集編をTVでチラリと見る。
カーリングってルール解らないのですが、選手皆々知的な風貌していて好感がもてますなぁ。

漫画家、吾妻ひでおの【失踪日記】を読む。
才能の枯渇から突然の失踪、自殺未遂、路上生活、肉体労働、アルコール中毒、強制入院・・・。
波乱万丈っていうんだろうなぁ、これも。
しかし、健康になってこの手の作品をどこか超然と描き、エンターテイメントにする手腕はやはり凄い。
いやいや創作(戯作)者の性かな。
そういえば、今は亡き中島らもに【今宵すべてのバーで】という小説がありました。
あれも自身の闘病(アルコール中毒)体験がもとになっていることは明らかだったが、陰惨な日々を見事に客体化していた。
作家というのは転んでもタダでは起きない。

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